俺は日頃から、「男性こそ美容・ルックス向上に労力を注ぐべき!」と主張している。
なぜなら、男が美容をがんばると、少ない労力で大きな成果があるからだ。
「人は見た目ではない」と多くの人が主張するけれど、人間は無意識下でも外見に大きく判断を左右されている。ルックスの良い男性のほうが同じ能力でも仕事で高い成果をあげやすいことは、多くの研究で明らかにされている。
女性は言うに及ばず、男性でも、美容に投資してルックスを向上させたほうが得であることは間違いない。
多くの男性は「男は実力で勝負するものだ!」という男らしさの規範や、「どうせブサイクだから何をしても無駄」という捻くれた感情によって、自分の見た目を磨くことを億劫に思ってしまう。だからこそ、逆に言えばチャンスなのだ。
ライバルが手を抜きがちな分野だからこそ、正しい方法でルックスを良くしていければ、人生の様々な局面でアドバンテージをとれるだろう。
顔の造形に自信がなく、「自分はブサイクだ」と悩んでいる人も、それほど落ち込むことはない。人間の評価は相対的なものであり、一定以上の基準を満たせば、十分にイケメンの部類に入れる。特に30代後半、40代からは、ライバルが手を抜いているぶんだけ、相対的にイケメンと思われるハードルはかなり低くなる。
そもそも男性は、そこまで絶望的な容姿でもないのにもかかわらず、まったく見た目を良くする努力をせず、「俺はブサメン」という自虐に走りたがる人が多い。多くの女性は、ルックスの良し悪しよりも、男性のジメジメした自信のない態度を嫌う。そういう人はモテないし、モテないから見た目に気を使わなくなって、ますますモテなくなるというループが発生する。そのような状態に陥った人は、異性に好かれないどころか、仕事のパフォーマンスも本来よりも発揮しにくくなるだろう。
「見た目を磨く」という行為は、自分の性格を明るくポジティブにしてくれる。ルックス向上のために自分に投資する過程で、どんどん社交的になりコミュ力も高くなっていく。これは実際にやってみると実感できるだろう。
異性、仕事、ライフハック、効率、コミュ力……などなど、様々な面で、男性が今から外見を整えるメリットは大きい。
今回は
- 男性はどういう考え方でルックス向上に取り組むのがいいか?
- そのための具体的な方法
を徹底的に解説していく。
美容やファッションなど、に無頓着だった人からすれば、かなり参考になる内容が多いと思う。
もちろん、俺の意見や見解をすべて信じる必要はない。色んな情報と比較検討してもらえば幸いだ。自分はオッサンとしてはかなり美容に投資しているほうと思うので、読んで損はしない内容だと自負している。
目次
女性は男性の外見のどこを見ているか?
まずは、女性が男性の見た目をどう評価するか?という話から。
女性から「イケメン」と思われる人は、よく見たらそれほど顔が整っているわけでもなかったりする。
綾野剛、高橋一生、星野源、米津玄師、羽生結弦など、現在もっともモテるとされている有名人たちが、その評価と釣り合うほど顔が整っているわけではない。(もちろん、世間一般的な基準で言えば皆十分にイケメンだ。しかし、トップクラスなのかというと違和感がある。単純な顔の造形の整い方のみで評価するならば、彼らより人気になりそうな男性は簡単に見つかるだろう。)つまり、彼らは最強の雰囲気イケメンなのだ。
もちろん才能やカリスマ性などの点において、綾野剛や高橋一生にはなれないとしても、彼らから学ぶことはできる。顔の造形に自信がなくとも、努力次第で誰でも「一部の女性からイケメンだと思われる」くらいのレベルに到達することは可能なのだ。
詳しい説明は省くが、遺伝子の役割的に、「男性は平均的な個体を求め、女性は突出した個体を求める」というのがある。
比較的、男性の好みが一致しがちな傾向にあるのに対して、女性の好みは分散しがちだ。どういうことかと言うと、「この中で誰が可愛い?」といくつかの写真を並べると、男性の好みは限られた人に集中する傾向があるが、一方で女性が同じように聞かれると、好みは男性よりバラける傾向にあるのだ。
男性が好むのは、基本的に顔が整った女性である。一方で、女性は、わかりやすく整った顔が必ずしも好きという人ばかりではなく、色んな好みがあるし、整っていない顔の人を好きになりやすい。
つまり「男は顔ではない」のだ。しかしそれは、外見を磨かなくていいことにはならない。
女性は、最初に男性を見たときに「オシャレな部類に入るか、キモい部類に入るか」を判断している。「足切りライン」のようなものがあるのだ。顔が整っているかどうかはそれほど気にしないが、「パッと見でいい感じかどうか?」は重要になってくる。
つまり、男性は、ファーストインプレッションで「最低限の基準」を満たさなければならない。
清潔感、オシャレさ、気を使っているかどうか、自信がありそうかどうか、という要素が、最初に判定される。ここを突破するくらいの外見の基準を満たしていれば、あとはトーク力やタイミングや運が大事になってくる。
女性はよく「清潔感のある男性が好き」と言うが、これは「最低限の足切りラインを突破してね」という意味である。逆に考えれば、その基準を超えさえすればいいので、オッサンでもブサメンでもいくらでも可能性がある。これは非モテを慰めるための嘘などではなく事実だ。
まとめると、
- 女性は男性の造形をそれほど重視していない
- しかし、一定の基準(清潔感があるかどうか?)で足切りをしている
ということになる。
「足切り」を突破するためには、「造形の良し悪し」よりも「気を使っている感」のほうが大事だ。
具体的にどうすればいいかは、読み進めてもらえればわかる。
仕事で評価される男性の外見
男性のルックス向上は、仕事にも効果がある。
人間は、同じことを主張したり同じ仕事をする人でも、外見が良いほうが高く評価してしまう傾向があるようだ。これは女性に限らず男性同士でもそうなる。
逆に言えば、外見の悪い人は舐められて損をしやすい。
ここでも、キーワードは「清潔感」にある。ようは「だらしない格好をしていないか?」ということだ。
客観的なイケメンではなくとも、「キチンとした身だしなみをしている」だけでも、けっこうな仕事できるオーラが漂ってくる。
高いスーツや時計を身につけているかよりも
- 眉毛や産毛をちゃんと処理できているか?
- 鼻毛が出ていないか?
- 肌が脂ぎっていないか?
- 歯は白いか?
- 青ひげが汚らしい印象を与えないか?
- 髪型がダサくないか?
などが大事だ。
これに関して、日本のオッサンは、外見にあまりにも無頓着な人が多い。
だからこそチャンスで、外見をちょっと気にするだけでもアドバンテージを得ることができるのだ。「オッサンこそ美容を頑張れ!」と俺が主張するのはそのためだ。
外見は相対基準で決まるので、他の人がだらしない身だしなみをしている中で、自分だけキチンとしていられれば、良く見られる機会に恵まれやすいだろう。
「身なりに構わず成果を出す男がかっこいい」という価値観が無くなったわけではないのだが、ほとんどの場面では身ぎれいなやつがより評価されるので、外見への投資は効率が良い。
なるべく低コストで済ますことが大事
ルックスの向上は、異性を獲得する上でも、仕事で成果を出しやすくするためにも、とても重要なことだ。
しかし俺は、ルックスですべてが決まるなんて主張をするつもりは毛頭ない。どちらかと言えば、「男はなりふり構わず仕事してこそだろ!」と思ってるくらいだ。
ルックス向上にたくさんの時間と労力を注ぐのも問題だし、まったくルックスを気にしないのも問題だ。
見た目ばっかり気にしていては、男にとって最も重要な仕事や勉強や遊びがおろそかになってしまう。「外見を磨く」行為に嫌悪感を持つ人が多いのも、やはり男は仕事が大事だと思われているからだ。
だからこそ俺は、「外見のケアにかける時間と労力はなるべく少なく」と提唱している。
美容は、ハマろうと思えばいくらでもハマることができるが、そこまでマニアックに美に傾倒していくのは本末転倒だろう。
それを踏まえて、今回の記事では、「短時間・低コストで、効率的にルックスを向上させていく方法」を紹介するつもりだ。
前置きが長くなったが、これから具体的にどうやればいいかを、なるべくわかりやすく講義していきたいと思う。
少ないお金と労力で、より大きな効果が出やすい「費用対効果が高いものから順」に紹介していく。
必ずしも上から順番にやっていく必要はなく、自分が手をつけやすいところから始めるといいだろう。
今から提示するいくつかをちゃんとこなすことができれば、見違えるほど魅力的になれると思う。
眉毛・産毛・鼻毛の処理
あまり美容に関心のない男にとって、一番簡単にできて、一番大きな効果があるのは、「眉毛」の手入れだ。
「眉毛 印象 変化」とかググってもらえればわかるが、眉毛が印象に与える影響はものすごく大きい。
眉毛の体入れは絶対に必要なのだが、眉毛は定期的に伸びてくるし、手入れはかなり面倒くさい部類に入る。眉毛をいい感じにカットし、その状態を維持しておくのはけっこう難しい。
メンズファッション誌やウェブ記事では、よく「ハサミ」と「マユコーム」がセットになった眉カット用品がおすすめされている。
しかしこれは、男性が眉毛のケアを挫折する要因の一つになっていると俺は思う。コームとハサミを使って眉毛の加工をするのはとても面倒くさいし、難しいからだ。「毛抜き」もデメリットが多いので推奨できない。
ハサミとコームが別々になっている眉毛ケア製品は、器用な人でないとうまくカットできないのでおすすめしない。それでもなお買うというのであれば、ハサミの先にコームを装着できるものがいいだろう。
ただ、俺が眉毛カットで推奨するのは、「電動シェーバー」だ。定期的に眉毛をカットするなら、電動のシェーバーを使ったほうが絶対に楽。
電動と聞くと高価なイメージがあるが、眉カット用なら電池を合わせても2500円ほどで買える。
個人的なおすすめは、パナソニックの「フェリエ」。眉コームがとても使いやすい。
乾電池で動くシェーバーだが、電池は付属されていないので、家に単3電池がないならついでに買って置こう。
眉毛をラクに綺麗に整えるには、「電動シェーバー」と、あとは小型の鏡さえされば十分。洗面所の鏡だと距離が遠するし、無理に顔を近づけると不安定な姿勢になるのでカットできない。
「フェリエ」の眉コーム付き電動シェーバーが素晴らしいのは、「眉毛をまんべんなく薄くする」という整え方ができることだ。
簡単に清潔感がアップする眉毛カットのポイントは
- ①左右の眉が繋がらないように眉間を剃る
- ②眉毛の下側(まぶたの上)を剃って細くする
- ③眉毛の上側(おでこの下)を剃って細くする
- ④眉毛の長さを全体的に短くして薄くする
がある。
①の左右の眉毛が繋がらないように剃るのはマスト。これは流石にやっていない人のほうが少ないだろう。
②③は加減が難しい。「細くする」という方向で眉毛を軽くしようとすると、失敗したときに恥ずかしいことになるし、細い眉は万人に似合うものではない。だから、気持ち控えめでやるのがいい。
簡単なのは、④の、すべての眉毛をちょっとずつ短くして、全体的に薄い印象にすることだ。これはだいたいどんな人がやっても、清潔感がでやすく、失敗をしにくい。特に、普段から眉毛の手入れをしていない男性がこれをやると効果は抜群だ。
だからこそ、④がとても簡単にできる「コーム付き電動シェーバー」をおすすめしている。
電動の眉剃りシェーバーは、コームをつけてサッと眉をなぞるだけで、「ちょっとずつ短く」が簡単にできる。



フェリエの場合、コームが「2mm」「4mm」「6mm」のどれかを選ぶようになっているが、その長さにしか調整できないというわけではない。電動シェーバーは長く当てないと眉毛を全部は剃れないようになっているので、コームをつけて「ゆっくり横に流す」と「素早く横に流す」のとでは、カットされ方が全然違う。剃る速さによって細かい調節ができるので、本当にちょっとずつ薄くしていくことが可能だ。
文字で説明してもわかりにくいと思うので、公式の動画を参考にしてくれ。
始めて使う場合は、コームを「6mm」にして早めに眉をなぞり、少しずつ薄く調整していこう。
コームを使わない場合も、電動なので「剃る」動作をせずとも刃を当てるだけでカットできるし、不器用な人でも細かく眉毛を整えやすい。
電動シェーバーを使えば、眉毛を整えるのがとても楽になるし、1週間か2週間に一度眉毛を整えるくらいなら、ほとんど負担にならないだろう。
コームをつけてなぞるだけで眉毛が少しずつ薄くなり、それを定期的にやるだけで清潔感を保っておけるのだから、絶対にやったほうがいいと言えるレベルのコストパフォーマンスだ。
ちなみにフェリエの電動シェーバーは、フェイス用なので、眉毛だけでなく顔の産毛を剃ることもできる。頬や顎や耳の周辺の産毛は、剃っておいたほうが肌が綺麗に見えるので、定期的に剃るようにしたい。
また、鼻毛のカットも大事だ。鼻毛がちょっとでも見えるのは、めちゃくちゃ印象が悪い。これに関しては特に注意点とかはなく、「とにかく絶対にやっとけ!」としか言いようがない。
実は、フェリエの電動シェーバーで鼻毛をカットすることもできる。電源入れてシェービングしている状態で、鼻の中に入れて一周回転させればいい。しかし、正規の使い方ではないし、鼻毛を剃った同じ刃で顔を剃ることに抵抗のある人も多いだろう。そういう人は、素直に鼻毛カッター(エチケットカッター)を使おう。
スキンケア
みんな顔の造形に着目しがちだが、「肌」が印象に与える効果は、実は非常に大きい。特に年齢を経てからはなおさらだ。「色の白いは七難隠す」ということわざがあるが、男女ともに、肌が綺麗ならそれだけで大きなアドバンテージを得ることができる。
- 脂ぎっている
- ニキビやデキモノがある
- デコボコしている
- カサカサになっている
- 加齢が見える
というのが主な肌のトラブルだが、そもそもほとんどの男性はスキンケアの正しいやり方を知らない。
ただ、スキンケアの原則はとてもシンプルであり、一言で言ってしまえば「保湿」だ。
実は、テカリやニキビや肌荒れなどのトラブルのほとんどは、乾燥によって起こる。肌が脂ぎってテカっている人なんかは、一見水分が足りているように見えるが、実際は肌が乾燥しているときに余分な皮脂が分泌されてしまう。古くなった顔の皮脂は、酸化することによって、デキモノの原因になったり、嫌な匂いを発したりする。だから必要なのは潤いなのだ。
「清潔さ」と「保湿」が、スキンケアの大部分を占める。逆に、コラーゲンとかヒアルロン酸とかはエセ科学的であまり意味がない。
「洗顔」→「保湿」という基本的なスキンケアをすることで、肌のトラブルを抑えられる可能性が高い。特に男性は30代をすぎると肌がテカってきて悪い印象を与えがちなので、高齢男性ほどスキンケアはしっかりとやりたい。
健康で清潔な男の肌は、間違いなく武器になる。たいして手間がかからないわりには、他の男性がないがしろにしがちな習慣なので、最低限のスキンケアはやるようにしよう。
洗顔
古くなった皮脂や毛穴の汚れが顔に残っていると、それが肌に悪影響を及ぼすので、しっかり顔を洗うのは大事だ。一方で、顔の脂を洗い流し過ぎてしまうと、それはそれで皮脂の過剰分泌の原因になる。
よって、洗顔料(スキンウォッシュジェル)の目的は、悪い汚れをしっかり落としながらも、肌の潤いを保つことにある。男性用の洗顔料には、とにかく強力に皮脂を洗浄し、洗い終わった後は顔がスースーするものがあるが、長期的にはおすすめできない。洗ったすぐ後は気持ちよく感じても、皮脂を落としすぎると、それがより発生する原因となってしまう。
男性にしろ女性にしろ、洗顔は、優しく泡立て、優しく汚れを落とすように行うのが良い。
洗顔料の安くて間違いのないおすすめは
あたりが定番。
高額な洗顔料などは効果が疑わしいし、騙さないようにしよう。基本的に「洗う」という以上のことはないので、洗顔で肌のトラブルが一気に解決することはありえない。過剰にやると逆効果になることを意識しながら、優しく丁寧に顔を洗おう。
ちなみに、化粧をしない男性の場合、洗顔料は必ずしも使う必要がない。特に肌が汚かったり極度に脂ぎっているのでなければ、水洗いをしっかりやれば特別な問題はない。
ただ、洗顔料はそれほど高いものではないし、特にオッサンは普通に生活しているだけで顔面が汚くなっていくので、洗顔料で顔を洗う習慣を身につけておくに越したことはない。
手を洗うときの石鹸と同じように、顔洗いのときは洗顔料を使うことを習慣にしよう。
化粧水(スキンコンディショナー)
先ほども述べたが、スキンケアの目的のほとんどは「保湿」だ。
「化粧水」は、「保湿」のために顔につける液体のこと。「スキンコンディショナー」「スキンケアローション」とも言う。
化粧水の使い方は単純で、肌に塗ればいいだけ。洗顔後や風呂上がりは顔が乾きやすくなるので、化粧水を塗って保湿する。適量を手のひらで伸ばしてから肌に塗る。
「化粧水」と聞くと、化粧のための水というイメージだが、実際は保湿成分の含んだ水だ。化粧する前に肌に馴染ませると乳液や美容液が浸透しやすくなるから使われているが、本来の目的は肌を良い状態に整えること。だから、化粧をしない男性でも化粧水をつけるメリットは大きい。
化粧水は、ほとんどの成分が精製水で、保湿と整肌のために、アルコール、グリセリン、乳化剤、コラーゲン、セラミド、アミノ酸、ビタミンなどの成分が配合されている。各成分の配合によって、「美白用化粧水」「にきびケア用化粧水」などと分類される場合もある。
メインの効果は「保湿」であり、それ以上のものは基本的にない。だから、やたら高価な化粧水が値段相応の効用を持っているとは言いがたい。市販のものと対して成分の違いがない(むしろ劣化している)化粧水が、ものすごい効果を持っているように売られていることもあるが、女性の美への執着に浸け込んだ美容産業は巨大だ。
美容液は、「ハトムギ化粧水」で十分(というよりベストプラクティス)。
朝と夜、顔を洗った後や風呂上がりの後に、適量を手にとって肌に馴染ませるだけでいい。タオルで顔を拭いてから、化粧水を手にとって伸ばして、肌につけると、保湿になる。
コットンを使えば、まんべんなく顔に塗りやすくなる。
手のひらでも十分なのだが、コットンがあれば楽に均等に塗れる。化粧水をコットンに染み込ませてからパッティングするだけ。
今まで化粧水を使ったことがない人は、すぐに効果を実感できると思う。
よりグレードの高い化粧水は
がある。薬用の製品で、肌荒れが特に酷い人はこれを使うのがいい。ただ値段は高い。
男性用の化粧水のおすすめとしては
がある。柑橘系の香りで高級感がある。高価な部類に入るが、それでも1日100円くらいなので、検討できる範囲内だ。
化粧水にはびっくりするくらい高価なものがあるが、意味があるのかは疑わしい。そこに値段をかけるくらいなら、食事や運動に投資したほうがいいぞ。
保湿クリーム
保湿クリームも、目的は「保湿」だ。基本的には、化粧水を肌に馴染ませた後に追加で使う。化粧水が優先だが、それでも物足りないという人は、保湿クリームを使おう。
化粧水で肌を保湿したあとに、クリームでコーティングするイメージ。
保湿クリームはあの「ニベア」がおすすめ。安いし安全だし使いやすい。
手で伸ばして薄く肌に塗るだけでいい。これも朝と夜、化粧水を塗った後にやる。クリームが気になるのであれば、夜寝る前だけでもいい。
高級な保湿クリームもニベアも、成分はほとんど変わらないので、ニベアをまとめ買いするのがコスパ最強だ。
ちなみに「ニベアクリーム」は汎用性が高く、顔だけでなく全身の肌に使える。
安くて大量に手に入るので、ついつい塗りすぎてしまいがちだが、薄く伸ばして塗るだけで十分だ。むしろつけすぎに注意しよう。
フェイスパック
顔にパックをする女性は多いが、多くの男性は、それが何のためのものなのかよくわからないし、興味もないだろう。
フェイスパックも、基本的な発想は上で紹介した化粧水やクリームとまったく同じで、「保湿」が目的だ。
多くのフェイスパックは女性が使うことを前提に作られているので、男性が使ったら顔の形に合わないかもしれない。
スキンケアの基本
長くなったが、スキンケアの基本をまとめよう。
- 朝と夜に顔をちゃんと洗って保湿する習慣を作る
- 洗顔料で、泡立てて優しくなぞるように洗う(ゴシゴシ洗わない)
- 顔を洗ってタオルで拭いた後、化粧水を顔につけて保湿する
- さらに、保湿クリームを上から塗ってもいい(夜寝る前など)
以上だ。
「面倒くせえ!」と思うかもしれないが、朝晩の顔を洗う作業に、ほんの少しプラスの手間を加えるだけだ。習慣化しやすいし、慣れればそれが当たり前になるだろう。
最低限の必要なものを改めてまとめると、
の3つだけ。全部使っても、1日約20円以内におさまる。これだけのコストと、ちょっとした習慣の確立だけで、十分に肌のケアが可能なのだ。
よく宣伝される「美容成分」みたいなものは、基本的にどれもごく微量な効果しかないので、高額なケア用品を使うとコスパが合わない。大事なのは「保湿」を毎日丁寧に繰り返すこと。それを継続すれば肌の質は間違いなく良くなっていく。
男性は肌質に無頓着な人が圧倒的に多いが、1ヶ月も続ければ、自分で触って実感できるくらい肌が良くなる。実は肌ケアはお金も手間もほとんどかからないので、今日からでもすぐにやるのがいい。
歯のケア
日本人は欧米に比べて「歯」をあまり気にしないとは言われるが、汚い歯よりも綺麗な歯のほうが印象が良いのは言うまでもない。汚い歯の相手に自分がどう感じるか考えてみればすぐに分かるだろう。ちゃんと掃除されていない歯は口臭の原因にもなる。
ルックスのみならず、「歯」は食事を楽しむときや、身体に力を入れるときに重要になってくるパーツだ。歯の健康を保つことは、クオリティ・オブ・ライフを守ることにも繋がる。高齢者も、自分の歯がしっかりある人ほどイキイキとしていると言う。若い人が思っている以上に歯ってのはめちゃくちゃ大事だ。
「歯」のケアは、絶対に、早めにやっておくに越したことはない。
しばらく歯医者に行っていない人は、まずは面倒臭がらずにすぐに歯医者を予約するべきだ。個人できる歯のケアには限界があるので、少なくとも半年に一回は、歯医者に行って「歯垢除去」をしてもらう必要がある。
最も大事なのは、歯磨きなどの努力で解決しようとせずに、定期的に歯医者に行くこと!
ちゃんとした歯医者に行けば歯磨きの指導をしてもらえる。歯ブラシでは掃除できる範囲に限界があり、より清潔にしたいのであれば、「デンタルフロス(糸ようじ)」か「歯間ブラシ」を使ったほうがいいと言われるだろう。
最近の歯医者さんや歯科衛生士さんは、通常の歯ブラシに加えて歯間ブラシを推奨するように指導されている。
毎日とは言わないが、1週間に1度は歯間ブラシでの掃除をするようにしたほうがいい。(当然だが歯ブラシでの掃除は毎日やれよ!)
個人的におすすめなのは、水流で歯間の掃除や歯ぐきのマッサージをする「ジェットウォッシャー」だ。
歯医者さんと同じように、ジェット水流で歯間を洗浄できる。断続的な刺激で歯ぐきのマッサージにもなり、総合的なケアをすることが可能になる。値段は高いが、デンタルフロスなどを買わなくてもよくなる。
個人的にはかなりおすすめで、使ってみればその快適さに感動するだろう。長期的な歯のケアを考えるのであれば、絶対に損をしない器具だ。(もちろん、これを使っているからと言って歯医者さんに行かなくていいわけではない。)
ホワイトニング
歯は、白いほうが綺麗に見えるし、「ホワイトニング」ができるならやったほうがいい。
ただ、自力でホワイトニングをしようとしてはいけない。ホワイトニング成分が配合された歯磨き粉などもあるが、それだけで真っ白にすることは不可能だ。
素直に、ホワイトニングの施術が可能な歯医者に行こう。
歯の状況は一人ひとり違うので、まずは通っている歯医者さんに相談するのがいい。お金はかかっても、自宅でやろうとせず、院内で施術してもらったほうがいい。
ホワイトニングをした後も、定期的なメンテナンスは絶対に必要なので、どちらにしろ通院は必須なのだ。
ヒゲ剃り・ヒゲ脱毛
ヒゲ剃りは、流石に美容に関心のない男性でもやっていない人はまずいないだろう。
ヒゲの濃さは人によって違うので一概には言えないが、「5枚刃のカミソリ(T字ひげ剃り)」と「シェービングクリーム」の組み合わせがおすすめだ。
眉毛や産毛のケアには電動シェーバーをおすすめするが、ヒゲの場合はしっかりとクリームを塗って物理カミソリでやるほうを推奨したい。
「電動カミソリ」は便利だが、剃り残しが目立ちやすい。シェービングクリームを塗って、5枚刃のT字ひげ剃りで剃るのが、一番綺麗に逸れるし、青ひげも目立ちにくい。
ただ、電動のひげ剃りは準備が簡単というメリットがあり、どこでも剃ることができるので、仕事中や旅先で便利だ。
ルックスを重視するなら「物理カミソリ」、便利さを重視するなら「電動カミソリ」だ。
ただ、ヒゲの濃さは個人差が大きい。もともとヒゲが薄くて、毎日しっかり剃る必要がない人は、電動カミソリがいいかもしれない。「青ひげ」が目立ちがちなヒゲの濃い人は、シェービングクリームを使ってしっかり剃ったほうがいい。
ヒゲ脱毛は?
ヒゲを剃るときに気になるのは、「青ひげ」だ。どれだけしっかりと剃っても、ヒゲの濃い人は青ひげが残ってしまう。
青ひげの解決策は、「毛抜き」か「ヒゲ脱毛」の二択だが、「毛抜き」は手間がかかる上に、肌に大きなダメージを与えるのでおすすめできない。
お金と時間はかかるが、「ヒゲ脱毛」がおすすめだ。
俺はもともと髭がかなり濃い体質で、青ひげに悩まされていた。当時はヒゲ脱毛をするにはそれなりに勇気が必要だったが、結果的にやってよかったと思っている。ヒゲの濃いおっさんが「ヒゲ脱毛」をやると、少なくとも5歳くらいは若返った見た目になる。
これを読んでいる人がヒゲ脱毛にどういうイメージを抱いているかはわからないが、ヒゲ脱毛は「決心さえつけばヒゲを失くしてしまえる」といった簡単なものでは決してない。青ひげが目立たないくらい綺麗にするには、少なく見積もっても10回は定期的に通う必要がある。1回の施術の後に1ヶ月か2ヶ月ほどのインターバルが必要なので、実際には1年から2年くらいかけてヒゲを薄くしていくのだ。
「光脱毛」にしろ「レーザー脱毛」にしろ、ある程度長期的に脱毛に通わないとできない。施術のときはちょっと痛いし、いちいち病院に通うのも面倒くさいし、思いついたらすぐにできることではなく、けっこうな根気が必要だ。
ただ、青ひげに悩まされている人は絶対にやる価値があると言っておきたい。少なくとも、一度試してみるくらいであればリスクはほとんどない。
ヒゲ脱毛で後悔しないか?
ヒゲを完璧に永久脱毛すると、もう生えてこなくなる。現代の美的基準に照らし合わせれば、青ひげのない綺麗な口元のほうが望ましいが、もし仮に「髭ブーム」がやってくる未来があったら、そのときは後悔してしまうかもしれない。
イスラム圏など、立派な髭が素晴らしいとされる文化圏もある。ヒゲ脱毛後にイスラム教に入信したくなった人は後悔するだろう。
ただ、それはヒゲ脱毛の程度による。
ヒゲ脱毛は段階的に薄くしていくしかないので、自分の好みのヒゲの薄さで止めておくことも可能だ。
俺は10回くらいやって青ひげが目立たないまでになったが、ヒゲ自体は普通に生えてくるし、伸ばすこともできる。
ちょっとずつ薄くなっていくので、自分がこれでいいと思ったところで止めておくことができる。ヒゲの濃さで悩んでいる人は検討してみたほうがいいと思う。
俺は「メンズTBC」で脱毛をした。1000円で初回お試しと相談ができるので、気になるならやってみるといい。(一回やったくらいではほとんど薄くはならないが。)
あと、ヒゲが濃い人は、ヒゲ脱毛をするとけっこう痛いようだ。ちなみに俺は最初やったときは涙が出るくらい痛かった(笑)
「ヒゲ脱毛」は、ヒゲ剃りの時間削減やルックスの向上など、非常にメリットが多いが、デメリットは施術中の「痛み」だ!
施術中に、申し込んだことを後悔し始める可能性はある。ルックスの向上を目指すのであれば、これくらいの痛みは乗り越えたいものだが……。
髪型
髪型は、人の印象を最も大きく左右する要素だ。男のルックスの、少なくとも3割は髪型で決まるとも言われている。
ただ、髪型に関しては、自分でできることはあまりない。ほとんどの場合、美容院に行って、人にカットしてもらうしかないからだ。
普通に働いている社会人であれば、髪にはお金をあまり惜しまないほうがいい。一回のカットが5000円以上の美容院に、2ヶ月に1回は通う想定で出費を見積もろう。
安い美容室でもカッコよくカットしてもらっている人はたくさんいる。ただそういう人は、自分の似合う髪型に詳しく、思った通りに切ってもらえるような指示を出せるコミュニケーション能力がある人だ。(そういう人はこの記事をここまで読んでいないだろう。)
髪型がダサい男に必要なのは、お札を握りしめてそれなりの美容院に行き、「今の自分の髪量でできる範囲で、流行っていて無難にカッコいい髪型にして欲しいです!」と言える勇気だ。
5000円以上の単価なら、変な美容院でない限り、それなりにまともなスタイルに仕上げてくれるはずだ。今までオシャレに気を使ってこなかった人は、自分で考えてもまずカッコいい髪型にはできないので、素直に任せるのがコツ。もし受け入れられない髪型にされたら美容院を変えてまた挑戦しよう。
たいていのイケてる美容師は、「ツーブロック」「ソフトモヒカン」「スポーツ刈り」のような、サイドを短くする髪型を提案してくるはずだ。普段からもっさりした髪型をしている自分の顔に自信の無い男は、そういうのに抵抗を持つかもしれないが、提案されたら素直に従ったほうがいい。
基本的に、横がもっさりしている髪型はダサい。特に髪の薄くなっている頭だとすだれっぽくなって最悪。ハゲこそ勇気を出してサイドをガッツリ削るべきだ。
ただ、人によって似合う髪型が違うというのも事実で、一概に言えない。
重要なのは、自分の美意識に頼らないこと。思考を丸投げして、イケてる美容師さんに任せたほうがいい。住んでる場所に近い美容室を検索して、評判が良さそうなところに行こう。
ダサい男が立派な美容室に入るのはめちゃくちゃ勇気がいるが、「ダサいの卒業したくて来ました!」とか素直に言えるくらいのほうがカッコいいぞ。
髪型にはどうしてもお金はかかるが、それだけ費やす価値は十分にある。
オシャレな人ほど、千円カットやQBハウスで身だしなみを整えられるのだが、それは彼らが自分に似合う髪型をわかっていて、それをちゃんとオーダーできる知識とコミュ力があるからだ。
初見で行く高価な美容室は、自分に似合う髪型を見繕ってくれるぶんの料金も含まれている。だから、少なくとも最初の何回かは、それなりに評価の高いスタイリストさんがいるところを選んだほうがいい。
ヘアカットは、普段からオシャレに気を使っている人ほど安く済ませられて、オシャレに疎い人ほど、高めのところでやってもらうのが良い。
オシャレにまったく気を使わない人が安い床屋で切ってもらうのは、ご存知の通り最悪のパターンだ。
ファッション
メンズファッションに関して、ここで書くと記事があまりにも長くなりすぎてしまうので、別記事として書いた。
よかったら参考にしてみてほしい!
ファッションのみならず、美容やルックス向上全体に言えることなのだが、「プラスを増やす」のではなく「マイナスを減らす」という意識のほうが成功しやすい。
一番高い評価を得られるルックスは、「最も無難」なものなのだ。
「俺はこれがカッコいいと思う」を追求していくと大抵は悲惨なことになる。つまらない話に思えるかもしれないが、これを受け入れて的確な努力をできる人が伸びる。
食生活&サプリメント
スキンケアに関しては上で述べたが、根本的な肌質の改善は、外側からではなく内側からやるのが王道だ。
食事のことまで詳しく書くことはしないが、基本的には炭水化物や脂質を摂りすぎず、タンパク質やビタミンが多めの食事を心がけたい。
食事の知識がまったくない人はこの本を読めば基本的な考え方はだいたいわかる。
食事を補うのがサプリメントだが、どういうサプリを飲めば効果があるのかは人によって違う。健康商法は、そういう曖昧さを利用して、高額なサプリを売りつけるものが多いから注意しよう。
食生活が偏っている人にとって、サプリや健康食品は心強い味方だが、高価なものを買わなければならないわけではない。Amazonで普通に売っているもので十分だ。
個人的なおすすめは、「チアシード」や「スピルリナ」などのスーパーフード。海外セレブが食ってて話題になるから高価イメージがあるけど、実はサプリよりも全然安い。長年の歴史に裏打ちされているので、健康効果を信用できる度合いが高い。
健康や美容を目的とするなら、特定の成分を濃縮したものよりも、スーパーフードと言われている健康食品に近いものを推奨したい。
特におすすめのものを手短に紹介していく。
チアシード
名前くらいは聞いたことがあるだろう。代表的なスーパーフード。南米のシソ科の植物(チア)の種だ。
水を入れたら膨らむという特徴があり、ヨーグルトやスムージーに入れて食べられることも多いが、普通に手のひらに出すかスプーンで一杯ぶん掬って、そのままボリボリ噛んで食べるのが一番ラク。特に美味しいものでもないが、美容と健康のためなので無心で食べよう。
日本人農家が作った高級品でも、約1000円で200gという安さだ。毎日それなりの量を摂取しても、200gあれば1ヶ月以上は持つ。
タイガーナッツ
アフリカやエジプトで紀元前から食べられているスーパーフードで、圧倒的な美容効果を誇る。
味もそんなに悪くなく、「まずいお菓子」くらいの美味しさはある。ナッツなので満足感があり、ダイエット中の感触などにも最適かもしれない。
ただ、それほど安くはないので、お菓子代わりに食べるのは出費が痛いかもしれない。
スピルリナ
藻類を粉末にしたもので、噛まずに飲み込む錠剤のような感じ。1日40粒が推奨されていて、多く感じるが、一粒一粒は小さく、水に溶けるような飲み心地なので、ほとんど負担は感じない。
数あるスーパーフードの中でも理論上最強で、ビタミンだけじゃなくてタンパク質(アミノ酸)が豊富なのがすごい。しかもめちゃくちゃ安い。
食生活が偏っている人や、貧乏で肉や魚や野菜をあまり買えない人でも、スピルリナを飲めば最低限の健康は維持できるのではないかと思う。下手なマルチサプリやマルチビタミンを摂取するくらいならこれを飲んだほうがいい。
バレない男性用メイク
現在の日本では(他の国でも)、男性がメイクをする文化がない以上、過剰なメイクをしている男性は変な目で見られる。
それをすることでより綺麗に見えても、「この人メイクしてる?」という違和感を持たれてしまうのは、あまり良いことではない。
男性の場合は、化粧をしているとはバレない程度のメイクをするのが実用的だ。
定番の製品は「BBクリーム」で、塗るだけで綺麗な肌に見えるので簡単。デコボコの肌や青ひげなども多少はカバーできる。「化粧落とし」が必要なく、洗顔剤や石鹸で普通に落とせるのも高評価。
ただ、肌の色は人それぞれ違うし、人によっては違和感のある肌色になってしまう。慣れないうちは試行錯誤が必要だ。
化粧は特にする必要がないが、場合によっては大きな効果を発揮するし、これから男性の化粧はどんどんメジャーなものになっていくと思う。
マッチングアプリのプロフィールや履歴書などでは顔写真が必須の場合がほとんどだが、写真を撮るときにガッツリ化粧してブーストするのもいい。
小顔ローラー(フェイスローラー)
肌をなぞってマッサージすると顔の輪郭がシュッとして見える「小顔ローラー」は、バカみたいに思えるが、実際に使ってみたら評価が180度変わった。流行するのもよくもわかる。びっくりするくらい浮腫みがとれて、「before」と「after」で全然顔が違う!
効果が長期的なものになるかはわからないが、短期的に顔をシュッとさせるためであれば、「かなり使える!」という印象。
小顔ローラーの代名詞となっているのが「ReFa CARAT(リファカラット)」と言われている製品で、それなりのお値段がする。
プロのマッサージの技を表現するため、かなり精巧に作られているらしい。
ちなみに、同じ効果があるとされているコピー品は2000円代で買える。
俺は正規品を使っているので保証はできないが、格安で美顔ローラーを試してみたいなら検討してもいいかもしれない。
誰でもイケメンになれる?
顔の造形は変えられないが、人間のルックスは相対評価で決まる。30代、40代、50代くらいのオッサンはほとんど外見に気を使ってない人が多いので、継続的にルックスを磨いていけば、元が悪くても、相性の良い女性から「イケメン」と思われるくらいレベルなら十分に到達可能だ。
「清潔感がある」と思われる基準を満たせば、気に入ってもらえる可能性が増えるし、実力や内面も見てもらいやすくなる。
ここまで、長くなったが、誰にでも可能な、ルックス向上のための具体的な方法を紹介していきた。
まとめると
- 眉毛・産毛・鼻毛(電動シェーバーで処理するのが楽)
- スキンケア(保湿が大事、安い化粧水とニベアクリームで十分)
- 歯(定期的に歯医者に行け、歯間をちゃんと掃除しろ)
- ヒゲ剃り(電動よりも物理シェーバーのほうが青ひげを抑えられる、ヒゲ脱毛も選択肢)
- 髪型(自力でどうにかするのは難しいので勇気を出して高い美容室に行け!)
- ファッション(プラスを増やすのではくマイナスを減らす方向性で)
- 食事(普段の献立で良質な栄養を摂るのが理想、スーパーフードは実はコスパ良し、高いサプリは買うな)
- 化粧(写真撮るときなど使い所は意外とある、特に頑張らなくてもいい)
- フェイスローラー(意外に効果があってビビるけど高い、特に使わなくてもいい)
ということになる。
清潔感が増すだけでも印象はずっと良くなるし、特に上から5つ目(髪型)までをしっかり頑張れば、それで十分なほどルックスは向上するだろう。
外見への投資は大変なように思えるが、習慣に組み込めばなんてことはなくなる。ここで紹介した方法のみであれば、大きな出費もほとんどない。
これくらいの労力で異性からの評価が上がり、仕事のパフォーマンスも出やすくなるのなら、冷静に考えれば考えるほど良い投資なはずだ。
あとは「面倒くさい」を突破できるかどうかにかかっている。がんばってくれ!
当サイトよりもさらに詳しいメンズ美容のページは以下↓