「肌を綺麗にするためには何をすればいいか?」について理屈で解説していく。
肌の綺麗さは、男女問わず、印象を大きく変える。肌が綺麗になれば、ルックスの魅力は大きく向上するだろう。
だからこそ、「スキンケア(美容)」関連の話は、エセ科学とか、根拠のない話とか、大した効果はないのに値段だけ高いサプリメントとか、情報弱者を騙すようなものばかりが蔓延している!
この記事では
- 科学的な根拠がある
- 高額のサプリとかを紹介しない
- 格安で簡単にできる
スキンケアの方法を紹介している。原理的な話なので、男女関係なく効果がある。
スキンケアで考えるべきことはたった3つのみ
実は、肌を綺麗にするためにできることは、以下の3つしかない。
- 「紫外線」を避ける
- 「乾燥」を避ける
- 「栄養不足」を避ける
この3つだ。
残酷な事実を言うなら、「肌の綺麗さ」のかなり部分が、先天的な要素や、年齢という避けられない要素によって決まるので、私たちは「悪いことを避ける」ことしかできない。
「積極的に肌を綺麗にしていく」ことは不可能で、「悪いものを避ける」という消極的な戦略をとるしかないのだ。
それでも、この3つを日々積み重ねることによって、長期的には、非常に大きな差となって現れる。
ちゃんとした根拠のあるケアをしっかりと続けていれば、肌の質はどんどん改善していくし、「肌が綺麗」という印象を与えることはそんなに難しくないと思う。
「紫外線」を避ける
「紫外線」を避けるのは、肌にとっては非常に大事だ。
「紫外線」はあらゆる有機物を劣化させるので、食品を太陽に晒し続けると悪くなるし、肌を太陽に晒すと当然ながら肌が劣化する。
ここらへんをちゃんと解説しようとすると、「DNAの塩基対」の仕組みから話す必要があるし、それだけで膨大な文量になってしまうので、「とにかく紫外線は肌に悪い!」ということを意識しよう。
昔は、日焼けしている人が「健康美人」と言われて持ち上げられてたこともあったのだが、「日焼け」というのは日光に対する肌の防衛反応であって、紫外線は直接的に肌を劣化させ、大きなトラブルの原因になる。
それでも、「ほんの少しの日光も避ける」みたいに神経質になる必要はない。適量の日光は身体にプラスに働く作用もあるので、通勤時間に浴びるくらいであれば健康に繋がる。
ただ、「肌」を大切にするのであれば、夏などの日光の強いシーズンは、日焼け止めを使うか、長い間太陽に晒される状況を避けたほうがいい。
「乾燥」を避ける
肌は乾燥に弱い。
「化粧水」「美容液」「保湿クリーム」「乳液」など、「スキンケア製品」と呼ばれているものは、「乾燥を防ぐ」のが主な目的だ。ていうか、「乾燥を防ぐ」以上の効果を期待すべきではない。
多くの人がイメージしているのと違って、スキンケア製品に含まれる「美容成分」というのは、ほとんど肌に良い影響を与えない。良くてプラシーボ効果があるくらいだ。過大な宣伝文句で肌への良さを煽る商品が多いが、あんまり真に受けないほうがいい。
スキンケア製品は、「美容成分が肌に浸透して良い効果を与える」のではなく、「肌を保湿する」のが主な効能だ。
もちろんだからといって、「美容液」や「保湿クリーム」を使っても意味がないわけではない。「保湿」だけでも十分に効果がある。
肌にとって「保湿」は非常に重要で、肌荒れ、ニキビ、テカリといった肌のトラブルも、実は乾燥が遠因になっている場合が多い。
変な美容成分やサプリに頼ろうとするよりも、サボらずに「保湿」を続けたほうが、ちゃんと効果が出る。
「保湿」の方法については、男性のスキンケア向けではあるが、以下の記事に詳しく書いた。
考え方は共通しているので、女性の方にも参考になると思う。
「栄養不足」を避ける
バランスの良い食生活が、肌にも良い影響を与えることは言うまでもない。
特に重要なのが「タンパク質」と「ビタミン」だ。
「ビタミン」に関しては、肌に良いというイメージが定着しているが、見過ごされがちなのが「タンパク質」だ。
人間の身体は「タンパク質」で出来ているわけで、「タンパク質」が不足すると、肌にもモロに良くない影響が出る。
炭水化物や脂質やビタミンは、補助食品なども充実しているし、摂取するのは難しくない。一方で「タンパク質」は、他の栄養価よりもgあたりの値段が高く、意識して摂取しないと不足してしまう。
普段の食事内で摂取してしまえるのが理想だが、補助食品としては普通に「プロテイン」がおすすめ!
「プロテイン」はアスリートやマッチョが飲むもので、肌に良いというイメージがあまり無いかもしれないが、変なサプリを飲むよりも全然良い。
また、サプリメントではなく健康食品だが、おすすめは「スピルリナ」と「チアシード」だ。
効用については自分で調べてもらいたいが、Amazonや薬局などで変えるし、価格も全然安い。特に「スピルリナ」は、培養したプランクトンを固めたもので、値段が安いわりに「タンパク質」と「ビタミン」がめっちゃ豊富でコスパ最強!
高価なサプリよりも全然意味があるし、純粋に、価格に対する栄養価の効率が良いのでおすすめできる。
理想を言えば、糖質や脂質は少なめで、タンパク質が多めの食事をするのが良い。現実的にそういう食生活をするのが難しい人も多いと思うので、その場合は、「プロテイン」「スピルリナ」「チアシード」などの補助食品を利用して、「タンパク質」「ビタミン」「食物繊維」を補おうと良い。
まとめ
- 「紫外線」を避ける……日差しが強い季節は日焼け止めをつける
- 「乾燥」を避ける……朝晩の洗顔の後などに保湿クリームで肌をケアする
- 「栄養不足」を避ける……健康的な食事を心がける。特に「タンパク質」と「ビタミン」を重視
この3つをちゃんと意識するだけでも、わりと簡単に肌は綺麗になる。
試しに、意識して1ヶ月ほど続けてみよう。それだけで変化が実感できる。肌が良くなると、自分に自信を持ちやすくなるし、色んな良い影響がある。
「継続が大事」で、途中で面倒臭がるとあまり意味がない。なるべくラクに、続けやすい形で、自分の生活に取り入れるのが大事。
余計なことをしない、明確な問題がある場合は病院に行く
先ほどまで述べてきたように、肌を綺麗にする方法は、「悪いことを避けるという消極的な取り組み」を「継続すること」だ。
サプリを大量摂取するとか(過剰なビタミンなどはむしろ肝臓に悪い)、過剰に洗うとか(皮脂が流されると乾燥の原因に)、気になってデキモノを触ってしまうとか(雑菌が入って悪影響)、そういう、余計なことをしないのが大事。
ニキビやそばかすが酷いとか、明確に治したいトラブルがあり、「積極的に治療」したい場合は、変なサプリとか洗顔で解決しようとせず、迷わず皮膚科に直行しよう。
直接的な効果のある薬品は、薬局などでは取り扱うことができず、専門医に処方してもらう以外にない。
わかりやすいトラブルを肌に抱えている人は、ウェブでぼんやり情報を探してないで、面倒臭がらずに病院に行って相談するのが一番の解決策だぞ!当たり前の話だけどな!
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