コーヒーを趣味にすることの10のメリット【コーヒー布教・初心者向け】

どうも、かなりのコーヒーマニアであることを自負しているドラゴン忍者だ!

ある時期からコーヒーの魅力にどっぷりハマって、今でもコーヒーの虜だ!

今回は、全力でコーヒーの魅力を語り、コーヒーの布教をしようと思っている。

コーヒーを趣味にすることのメリットを10個語っていこう!

この記事を読んだあとは、アナタもコーヒーが飲みたくなっているはず!

 

メリット1 苦味や酸味を味方にすると一生楽しめる

「コーヒーが飲めない」という人は多いと思う。

あるいは、「飲めないこともないけど美味しいとは思えない」という人もいるだろう。

コーヒーというのは、慣れないと美味しさがわかるようにはならない。逆に言えば、飲み慣れることで美味しさがわかってくる大人の飲み物なのだ。

ヒトの身体にとって良いものと悪いものを区別する「味覚」の働きは、「苦味」や「酸味」といったコーヒーを構成する味の要素を、「良くないもの」と最初は判定する。

本来、苦味と酸味は悪くなった食べ物の味であり、それを「美味しい」と感じるのは「味覚」の機能に反しているのだ。だから最初にコーヒーを飲んで「不味い!」と感じるのは当然の反応。

しかし、ヒトは、経験を通してコーヒーの味を「大丈夫なもの」と学習することで、苦味や酸味の本当の美味しさを感じることができるようになる。

コーヒーは、「慣れる」ことで、「知識」が増すことで、その価値がわかるようになる。まさに大人の飲み物だ。

苦味は、甘味などと比べて、非常に複雑で奥深い味わいを持っていて、お酒やコーヒーやチーズなど、味わい深いとされるものはどれも豊かな苦味を持っている

純粋な味覚として「美味しい!」と感じたいだけなら糖と脂肪を摂ればいいだけだが、知的な味を楽しむためには「苦味」や「酸味」の理解が必要になる。

「苦味」や「酸味」を味わうことのできる経験や知識は、それだけで大きな財産になるのだ。

「コーヒーが飲めない」という人は、最初は砂糖やミルクを入れながらでもいいから、ずっと飲んでいればどんどん美味しく感じるようになってくる。

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メリット2 贅沢な嗜好品なのに値段が安い

コーヒーは、南米、アフリカ、東南アジアなどが原産地だが、本来は高級な嗜好品であるはずなのに、「価格が安い」というのが非常にありがたいポイント。

標高が高く傾斜もある、コーヒー栽培に適した土地で、手積みで厳選して栽培したような高級豆も、日本人は手頃な価格で楽しむことができている。言い方は悪いが、経済格差の恩恵とも言えるかもしれない。

原料費で言えば、高級なアラビカ種のコーヒー豆よりも、ビールやタバコのような嗜好品ほうが全然安い。でも、税金やら宣伝費やらの関係で、他の嗜好品はずっと高く、コーヒーは非常に割安なのだ。

喫茶店やコンビニのコーヒー、ドリップパック付きの製品などを見るとやや高いイメージがあるが、自宅で淹れるならかなり安く済む。

「コーヒーメーカー」や「エスプレッソマシン」を買って、豆からコーヒーを入れるなら、それなりに良い豆を使っても1杯25円以下で飲める。

最初に専用のマシンを買って投資すれば、コーヒーは、贅沢なわりに必要なお金が少ない趣味なのだ。

 

メリット3 嗜好品の中では中毒性が少ない

一般的に嗜好品とされるものには、薬理的な覚醒作用がある。

お酒なら「アルコール」、タバコなら「ニコチン」、コーヒーなら「カフェイン」だ。

これらは、摂りすぎると良くないが、リラックスさせてくれる良い作用もある。昨今はこの手の嗜好品への風当たりが強くなっているが、古来から人間にとっては必要なものだ。

「カフェイン」は、薬理的な作用がある物質の中でも、身体への悪影響と中毒性が一番少ない。また、酔っ払ったり、副流煙を撒き散らしたりして、周囲への迷惑をかけることもない。

コーヒーを1日に3〜4杯飲む程度なら、身体への心配は必要だろう。(ごく稀にカフェインが受け付けない体質の人はいるが。)

過労をごまかすためにカフェインパッチやエナジードリンクを飲みすぎるというのは当然ながら危険だが、毎日コーヒーを飲むことは、適度にリラックスできる良い習慣と言える。

 

メリット4 カロリーが低い

コーヒーの素晴らしいメリットの一つは、カロリーが少ないことだ。

コーヒー豆から成分を抽出したものなので、糖質はほぼなく、100mlあたり5kcal以下。スタイルを気にする人や、ダイエット中の人、歳をとって代謝が落ちてきた人にとって、非常に有り難いだろう。

しかも、カロリーが少ないのに、しっかりと満足感がある。コーヒーには脂質の吸収を抑える効果もあるので、ダイエットに向いている。

「食後のデザート」と「食後のコーヒー」に替えるだけでも、かなりのダイエット効果が見込めるはずだ。

ストレスが溜まったときに「ビール飲みてぇ〜」と「コーヒー飲みてぇ〜」を比較すると、どちらが太りやすいかは一目瞭然だろう。

 

メリット5 健康的

コーヒーにはリラックス効果がある。

同じ作用を持つのは「喫煙」だが、「食後のタバコ」や「仕事中の一服」というのは、なかなかやりづらい世の中になってきている。それに身体にも悪いし、中毒性が高いのでいざ辞めようと思っても難しい。

「食後のタバコ」の代わりに、「食後のコーヒー」にしたほうが、健康面で良いことは間違いないし、周囲からも良い印象をもたれやすい。

タバコが辞められない人は、代替として、「コーヒーに真剣にハマッてみる」というのを提案したいくらいだ。

また、コーヒーポリフェノールには抗酸化作用があり、美容やアンチエイジング効果が見込めるという研究報告もある。

 

メリット6 手軽かつ奥深い

「趣味」と言っても、何から何までこだわりたい人と、手軽に楽しみたいという人がいるだろう。

「コミットの幅を設定しやすい」というのもコーヒーの魅力だ。

  • 初心者は、簡単なコーヒーメーカーを買って、粉から入れることから始めるのがいい。非常に手軽だし、それだけでも美味しいコーヒーを飲めるし、粉ごとの味の違いを比べて楽しむこともできる。
  • 中級者は、豆から砕けるコーヒーメーカーや、エスプレッソ抽出ができるエスプレッソマシンを買って、豆にもこだわり、上質なコーヒーを飲んで満足するのが良い。
  • 上級者は、ドリッパーを使って自分の手でペーパードリップをしてみたり、ミルを使って豆の砕き方を変えてみたり、自分で生豆を焼いて焙煎したみたりと、とことんまでこだわることができる。

間口が広いし、やろうと思えば奥深い。良い「趣味」の条件が揃っている。

 

メリット7 知的で高尚

コーヒーは、飲み慣れることで、その美味しさが感じられるようになる、大人の趣味だ。

コーヒーが面白いのは、「違いを知る」ことによって、どんどん味がわかるようになり、ますます美味しく感じられることだ。個人的に、最も大きなコーヒーの魅力はここにあると思う。

非常に知的な味わい方ができる飲み物なのだ。世界的に、これほどまでに「コーヒー」が重視されてきただけの理由がある。

  • 豆の銘柄
  • 焙煎の度合い
  • 粉砕方法
  • 抽出方法
  • 飲み方のカスタマイズ

と、それぞれの過程で、様々な違いがあり、コーヒーの知的で高尚な奥深さに繋がっている。

コーヒーにハマるとめちゃくちゃ面白いし、日常的にその成果を味わえるというのも贅沢な体験だ。

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メリット8 興味・つながりが広がる

コーヒー豆の主要な原産地の多くは、どちらかと言えば日本からは縁遠い国が多い。

そのような遠い国へのつながりができるのも、コーヒー好きであることのメリットの一つと言えるかもしれない。

また、コーヒーにまつわるものはけっこう多く、意識すると視点が変わってくるだろう。

カフェや喫茶店に入ったとき、飲食店でコーヒーが出されたときなど、この店がどういうコーヒーを出しているのか、違いがわかるようになると、知的な楽しさが増す。

コーヒーには色んな歴史やこだわりが詰まっているので、それをきっかけに、興味関心が広がっていくのだ。

 

メリット9 雑貨にも凝れる

コーヒーメーカーや、カップなどのコーヒー雑貨は、インテリアとして優れたものが多い。

味だけでなく、外装に凝るというのも、コーヒーの楽しみ方の一つとして言える。

カップ集めのようなことが好きな人は、ついでにコーヒーにもハマってみることをおすすめする。

日常にあるものなので、こだわってもダサい感じがしないし、もちろんコーヒーの味わいや楽しみ方に寄与してくれる効果もある。

 

メリット10 オシャレな趣味と言える

「趣味はなんですか?」という質問に「コーヒー」というのはそれほど印象が悪くない。

コーヒーについて色々と語れると楽しいし、実際にそれを客に出すことができるというのも楽しい。

自家製の燻製や蕎麦打ちなどと違って、コーヒーならばこだわっても重苦しい感じがしない

また、エスプレッソマシンが家にあって、カプチーノを作れたり、ラテアートができたりすると、めちゃくちゃオシャレ。

気になっている人を家に誘う口実にすらなり得るかもしれない。

他人に引かれても自分の道を追求するのが「趣味」というものではあるが、印象が良いに越したことはない。

コーヒーは、趣味としては無難だし、やりようによってはけっこうオシャレな印象を与えることも可能だ。

 

コーヒーを趣味にしたい初心者向けガイド

この記事を読んでコーヒーに興味を持った読者のために、初心者向けコーヒーガイドを、手短に書いていきたいと思う。

最も手軽で味も美味しいのは「缶コーヒー」&「ペットボトルコーヒー」

一番手軽なのは、「缶コーヒー」と「ペットボトルコーヒー」だ。これらは、コーヒーメーカーやコップすら必要なく、買ってそのまま楽しむことができる。

色んなメーカーから色んな製品が出ているので、飲み比べするのも楽しいだろう。最も簡単なコーヒーの楽しみ方だ。

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実は、「缶コーヒー」と「ペットボトルコーヒー」は、決してレベルが低いわけではない。というより、使っている豆や味のレベルはかなり高いほうと言える。ただ、1杯あたりの価格に換算するとかなり高めになる。

味のレベルが高くて手軽だが、値段が高いのが特徴。といっても、コーヒー自体が安い嗜好品だし、まとめ買いすればけっこう値段は抑えられる。

実は、「缶コーヒー」も「ペットボトルコーヒー」も、日本発のオリジナルなコーヒーカルチャーだ。普通に味は良いし、メーカーがそれぞれ工夫している面白さも感じるので、個人的には缶コーヒーやペットコーヒーは大好きだ。

 

安くて手軽なのは「インスタントコーヒー」

「インスタントコーヒー」は、お湯と混ぜるだけで飲むことができるコーヒーのこと。

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味に関して言えば、コーヒーの中では最も下位。ただ、メーカーの色んな工夫のすえに作られたもので、飲めないこともない。

「コーヒーを趣味」にするのであれば、もうちょっとグレードの高いものを飲みたいが、手軽だし値段も安いのはメリット。

 

手軽で味も良いのはドリッパー付き「ドリップコーヒー」

コーヒーは、コーヒー豆を砕いたコーヒー粉をそのまま溶かせば飲めるようになるわけではなく、飲める成分と飲めない成分をわける「ドリップ(抽出)」という過程が必要。

それをやることで美味しいコーヒーが飲めるのだが、手動でやると手間がかかりすぎるし、コーヒーメーカーという専用の機械が必要だ。

特別な道具や機械がなくても、ドリップコーヒーを飲める製品が、「ドリッパー付き」のドリップコーヒー。

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あらかじめ、コーヒー粉がドリッパーに入った状態になっていて、コップにとりつけて、上からお湯を注ぐだけで美味しいコーヒーを作れる。

普通のコーヒー粉よりも割高な傾向があるが、コーヒーメーカーなどを持っていなくても手軽にコーヒーを淹れることができる。

手軽だし味も良い。しかし、ややお高いので、長期的なコスパを求めるのであればコーヒーメーカーを買ったほうが良い。

 

「コーヒーメーカー」を買って粉や豆から淹れる

コーヒーにこだわりたい人は、「コーヒーメーカー」を買って、粉や豆からコーヒーを作るのが王道だ。

コーヒーメーカーは安いものばかりではないが、缶、ペットボトルやドリッパー付きを買うよりも、長期的にはコスパが良くなる。

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コーヒーメーカーは大まかに、粉から作れる「ドリップ式」と、豆から作れる「全自動式(ミル付き)」にわかれる。

コーヒー粉とコーヒー豆の比較だが、価格は同じくらいで、豆のほうが保存しやすいし挽きたての味も良い。

ただ、コーヒー豆から砕けるコーヒーメーカーは高価なものが多い。

長期的にコーヒーを飲んだり、趣味としてコーヒーを嗜むつもりがちょっとでもあるのなら、豆から砕ける全自動式が個人的にはおすすめ。

ちなみに、全自動式はドリップ式の完全上位互換になっていて、粉からでも淹れることができる。

 

「エスプレッソマシン」でエスプレッソを淹れる

「エスプレッソ」というのは、コーヒー豆を圧力をかけて抽出する「淹れ方」のことを言う。

普通のコーヒーもエスプレッソも、原材料は同じコーヒー豆だが、「抽出(ドリップ)」の方法が違うのだ。

コーヒーの苦味に慣れた人は、エスプレッソの濃厚な美味しさを感じることができるだろう。

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エスプレッソマシンは、普通のコーヒーメーカーと比較しても、かなり高価な機械だ。

ただ、ミルクフローサーで牛乳を泡立て、カプチーノやカフェラテも作れるし、ラテアートだってできる。

コーヒーへのこだわりが強くなってきたなら、エスプレッソに挑戦してみるのもいいと思う。

 

「カプセル式コーヒーメーカー」を使う

本格的なエスプレッソマシンを買うのは無理という人でも、「ドルチェグスト」や「ネスプレッソ」などのカプセル式コーヒーメーカーを使えば、マシンは格安で手に入るし、質が高く管理しやすいカプセルで、美味しいエスプレッソコーヒーを作ることができる。

カプセル式コーヒーメーカーについては、説明するのが大変なので、詳しくは以下の記事を読んでみてほしい。

ドルチェグストやネスプレッソって何?カプセルコーヒーの仕組みとおすすめを解説&比較

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紹介は以上になる。

この記事が、少しでもコーヒーの布教に役立ったなら幸いだ。

当ブログではコーヒー関連の記事をたくさん書いているので、よかったら他の記事も読んでみてほしい!

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