日本人が今すぐ英語を勉強するべき10の理由

日本は恵まれた国だった。

英語を勉強しなくても、自国語だけで高等教育を受けることができた。日本語を話せる日本人だけの市場で、十分な経済活動ができた。

しかし、そのような恵まれた状況は、崩壊しつつある。

これから、日本人にとって「英語」は、かつてとは比べ物にならないほど、重要な能力になるだろう。

俺たちは今すぐ、英語の勉強を始めるべきなのだ!

 

1.これから日本は没落していく

日本はこれから没落していく国だ。

今までは、日本語を話せる人たちの経済圏をベースに、日本企業は世界と渡り合っていた。GDP世界第2位を維持し、一時期はアメリカを追い越して世界1位になろうとした。

しかし、これから日本が、国力のみで世界の第一線に返り咲くことは、まず不可能だろう。

日本の1949年の出生数は、約270万人だった。1973年の出生率は209万人だ。しかし人口は急激に減り続け、2016年、ついに出生率は100万人を割った。

半世紀もかからず、日本の人口は半減してしまったのだ。

しかも、若い世代は、自分たちよりもずっと多い上の世代の面倒を見なければならない。このような状況で、勢いよく経済発展をしている国と台頭に渡り合えると考えるのは、現実的ではないだろう。

今は、少子高齢化に苦しみ、将来に希望を持ちにくくなり、責任を放棄してひたすら政府や有名人のやることに文句を言うような、厭世的な雰囲気が漂っている。

なんだかんだで過去の日本はすごかった! これは間違いない。

しかしこれからは、かつてのような恵まれた状況ではない。英語を学んで、世界に打って出るようにならなければ、先は暗い。

国は負けるが、あなた個人が勝てる可能性はある。そのための手段として、英語は必須だ。

 

2.活躍できる幅が広がり、仕事をしやすくなる

日本がこれから没落していくなら、日本人を相手にするよりも、外国人を相手に仕事をしたほうが、良い給料を得られる可能性が高い

「なら人口の多い中国語がチャンスでは?」というのも、たしかに間違ってはいない。ただ、中国人でも、自国民以外とコミュニケーションを取りたがるようなスペックの高い層は、みんな英語を話せる。

英語は事実上の国際公用語となっているので、優先度が一番高いのは間違いなく英語だ。

英語を使いこなせれば、グローバルな場所では、大抵のことが通じるようになる。

また、世界中の情報に最もアクセスしやすいのも「英語」。

英語ができるだけで、調べられる情報の量は飛躍的に増える。

日本人の特性を活かしながら、外国を相手に商売したいのであれば、まず最初にやるべきは英語を学ぶことだ。

 

3.機械翻訳はそれほどすぐには発展しない

「これから機械翻訳が発展するなら英語学ぶ必要なくない?」と考える人も多いが、機械翻訳は、これからとんでもないイノベーションが起こらない限りは、それほど発展しない。

機械学習は、文脈を理解できず、対訳の膨大なデータを処理しているだけだ。定型的な文章はそれなりに上手に訳せるが、現在のGoogle翻訳以上の精度のものはまだ存在しない。

仮に、これから機械翻訳が著しく発展していったとしても、補助的に機械翻訳を使いながら仕事をしていく、という状況が続くだろうから、結局のところ英語の理解は不可欠だ。少なくともこの先20年はそうだろう。

機械翻訳を積極的に利用していくという姿勢は悪いものとは言えないが、「英語の勉強が必要ない」となることは考えにくい。むしろ、機械翻訳が発展したら、逆に国際コミュニケーションが加速化して、英語の知識が今よりも必要になる可能性だってある。

少なくとも今から20年後くらいは、英語スキルはとても重要なものになる。数十年後を当てにして今やるべき勉強をサボるのは、あまり得策とは言えないだろう。

 

4.「英語ができること」は評価が不当に高い

「英語ができること」は、ヨーロッパなどでは普通だし、同じアジア圏でも、韓国人などは英語に堪能な人が多い。

しかし、日本人は小学校からガッツリ英語教育するわりには、英語が苦手な人が多い。

その理由の一つとして、「日本語」と「英語」はかなり遠い言語であるというのがある。

ドイツ語やフランス語などは、英語と類似点がとても多く、ヨーロッパ圏の人が英語を学ぶのは比較的ラクだ。

一方で、日本人が英語を新しく勉強するとなると、かなり骨が折れる。

また、「日本語の経済圏が大きい」というのも、日本人が英語が苦手な理由の一つだろう。

日本は地理的に孤立していて、日常的に英語が求められる機会が少ない。日本で暮らしていると、日常的に英語に触れることはほとんどない。

自分の国の言語で経済が成り立つなら、それに越したことはない。逆に、北欧や韓国などは、自国の経済圏だけに頼ってもそれほど豊かにはなれないので、英語を勉強するインセンティブが高いのだ。

日本もこれから否応なく、英語を勉強しなければならなくなっていくのだが、少なくとも現状は、まだまだ平均的な日本人は英語が苦手だ。

実は、日本の企業は、意外なほどに英語を重視するところが多い。英語を使わない職場でさえ、TOEICやTOEFLや英検がある程度評価される。それは、日本人が薄々、これからはどう考えても海外を見なければやっていけないことに気づいているからかもしれない。

別に英語ができるからといって、仕事ができるとは限らない。国内の仕事をやる上では、英語より重要なスキルはたくさんある。しかし、「英語が喋れる日本人」は実力以上に高く評価されるのが現状だ。

これは、発想を変えればすごくラッキーなことであって、今から必死に英語を勉強すればいいのである。

英語さえできれば実力以上に評価される文化があるのなら、それを利用しない手はない。日本人に英語が苦手な人が多いなら、逆に言えば自分が勉強すれば抜きん出るチャンスになる。

 

5.日本において英語は、最も汎用的なスキルである

当たり前の話だが、仕事をする上で求められるスキルは、仕事によって違う。

それでは、日本において、最も多くの人から評価されやすい「汎用的なスキル」は何かと聞かれると、それはやはり「英語」だ。

英語は日本人の誰もが学校で勉強したことがあるし、その大変さがわかっている。だから、「英語が話せる」というと、それだけで多くの人は「スゴイ!」という感想になる。

現状の日本では、日常的に英語を使う仕事は多くない。にもかかわらず、(上でも述べたが)「英語のスキル」が高く評価される傾向がある。

少なくとも、会社で働く場合は、「ウェブサイトが作れる」とか「釣りが得意」とか「バイオリンが弾ける」とかよりも、「英語が話せる」「TOEIC800点以上ある」と言えたほうが、高い評価を得やすい。

衰退国に生きる日本人の漠然とした危機感とも相まって、「英語力」は、多くの日本企業において最も評価されやすいスキルになっているのだ。

 

6.アクセスできる情報の質が段違いに増える

近年は、インターネットの発展とサーチエンジンの精度向上によって、あらゆる情報を検索から見つけれてこれるようになった。

ご存知の通り、世界で最も多くの情報にアクセスできる言語は「英語」だ。

英語で検索できるようになることは、無限の知識への扉を手にすることができたようなものだ。

日本語検索は、生活上の疑問や、国内に関することは、たいてい見つかる。しかし、外国の情報ともなると、それほど質の高い情報には行き着けない。

英語でGoogleが使えれば、日本語で調べて手に入る情報よりも格段に多くの知識にアクセスすることができる。

また、英語のニュースサイトやブログなどを普通に読めるくらいの英語力を養えば、国際的な感覚が身につき、他の日本人より一歩抜きん出ることができる。

 

7.楽しめるコンテンツが増える

英語ができれば、純粋に、楽しめるコンテンツが増える。

洋画も、下手な吹き替えで見るよりも、英語のセリフをそのまま楽しめるようになったほうが、より深く作品を味わうことができるだろう。

感想や評論などを探すときも、英語のブログやSNSを読めたほうが捗る。

自分で情報発信をしてみてもいいだろう。外国の人たちと楽しくコミュニケーションをとれるようになることは、素晴らしい知見と感動をあなたにあなたにもたらしてくれる。

 

8.英語を身につけることで日本語の能力も上がる

英語を身につけるということ、つまり2つの言語を使えるようになることは、自分の母国語を相対的に見つめ返すことでもある。

英語の訓練をすれば、日本語を使う能力も上達する。論理的思考にしても、比喩的表現にしても、英語という言葉を学習することによって、日本語の能力も上がるのだ。

日本の大学入試においても、英語という教科はとても重要視されている。英語力は、言葉を上手に使う能力とも直結しているので、理系文系問わず英語が重視されるのだ。

ちなみに、東大や京大など難関国立大学の入試は、英語だけが得意な帰国子女が解けるとは限らず、高い日本語能力も要求される。もともと日本において、英語の学習は、自国語の訓練という意味合いも強かったのである。

 

9.コミュニケーション能力が上がる

英語を学習する過程では、「オンライン英会話」でチャットをしたり、英語をつかって実際にコミュニケーションをしてみることが必須だ。

日本語ほど語彙を知っていないし、言葉の細かいニュアンスも捉えられないが、それゆえに、「相手に自分の意図を伝えるための本質的なコミュニケーション能力」が身につく。

「英語」が、単なる座学に終わらず、「総合的な能力を表す指標」とされるのは、そのためだろう。

 

10.努力がしっかりと反映される

英語は、良くも悪くも、努力が実力に直結する。

ものすごく頭の良い人でも、ネイティブでない限り、長期的な辛抱強い勉強が不可欠だ。言語学習は「覚える」ことが最も重要であり、ヒトは記憶能力はそれほど才能の差が出ない。あまり勉強が得意でない人も、英語なら努力次第でトップクラスになれる。

プログラミングなどの技能は、それなりに適正がある人でないとモノにならない。一方で、「英語」は訓練すれば誰もができるようになる。母語が英語の人はみんな英語がしゃべれるように。

大人になったのならば、「毎日コツコツと努力できる対象」を持っておいたほうがいい。すべての時間を仕事や娯楽に使ってしまえば、将来的な自尊心や幸福度は下がっていく。

コツコツ努力する対象として、「英語」は最もおすすめできる。周囲から評価され、キャリアアップに繋がり、得られる情報や楽しめるコンテンツが増える。

もし、今何も努力できるものを持っていないのであればは、少しずつでもいいから英語の勉強を始めるべきだろう。

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