オンライン英会話をやりたいけど、ビデオ通話チャットをやったことがないので、どんなソフトや機材が必要なのかわからない人もいると思う。
今回は、オンライン英会話をやるために必要な機材やソフトと、それぞれのおすすめを紹介していきたい。
オンライン英会話をやろうと思っている人は参考にしていってくれ!
Skype(スカイプ)
Skypeは、無料でネット通話ができるアプリケーションだ。パソコンでも、スマホでも使える。
多くのオンライン英会話は、このSkypeというアプリを使って行う。Skypeは誰でも簡単に登録できるし、通話料なども一切発生しないぞ。
以下の公式サイトからSkypeをダウンロードしよう。
オンライン英会話は、登録したときに、ちゃんとビデオ通話できるかの接続テストがある。まずはパソコンかスマホにSkypeアプリをインストールして、スカイプアカウントを作ろう。
意外にも軽いアプリなので、スマホでも使えるし、低スペックのパソコンでも問題ない。
(Skypeを使わないオンライン英会話も稀にあるが、大抵の場合はSkypeだし、便利なアプリなので入れておいて損はない。)
スマホ or パソコン or タブレット
オンライン英会話は、パソコンでもスマホでもタブレットできる。
スマホであれば、いつでも手軽にレッスンを受けられるし、パソコンを持っていないからスマホでやる人はけっこう多いだろう。
オンライン英会話をスマホでやることには、何の問題もない。レッスンを毎日続けるということが重要なのであり、スマホで続けやすいならそれに越したことはない。
しかし、特にまだ慣れていない初心者の場合、パソコンを使うことのメリットは多い。
まず一つは、画面が大きいので相手の表情がわかりやすいことだ。何かと同じ価格帯で比較すれば、CPUやメモリもスマートフォンより余裕があるので、Skypeチャットもスムーズに行きやすい。
パソコンのスキルがあれば、Skypeと同時に辞書を起動して、出てこないワードを英和辞典などで調べながらオンライン英会話に挑むことができる。また、文字を素早く打てれば、テキストチャットで聞き取ってもらえなかったワードを相手に送ることもできる。
特に初心者にとっては、パソコンの環境でオンライン英会話に取り組んだほうが、余裕を持ったやりとりができろうだ。
タブレットでチャットができる人は、もちろんそれでやっても何も問題ない。
どういう端末でやるかは、好みや環境の問題であり、スマホでやるにしろパソコンでやるにしろタブレットでやるにしろ、本質的な問題ではない。
どの端末を使うかよりも、継続してレッスンに取り組めるかどうかが何より重要だ。
イヤホン
オンライン英会話をするにあたって、視聴環境は非常に重要だ。
「しっかり聴く」必要があるので、イヤホンはそれなりのものを使っておいたほうがいい。特にスマホでレッスンする場合、音が濁ってしまうし、音出しの負荷がかかるのでスマホが熱くなりやすい。
パソコンは、搭載しているスピーカーによるが、イヤホンを使ったほうが聴きとりやすくなることは間違いない。
特別に良く聴こえるイヤホンを用意する必要はなく、普通に使えるイヤホンであれば十分だ。もしイヤホンを持っていないのなら
を参考にしてくれ。
ヘッドホン
音楽鑑賞をするわけではないので、ヘッドホンほど大仰なものを使う必要は必ずしもない。
もちろん、使いたいのであれば使っても何の問題もない。
PCマイク
パソコンに音声を読み取る機能がついていなかったり、クリアに音を拾ってくれなかったりする場合は、PCマイクが必要だ。(スマホは、マイクがついていない機種はまずないが、音質に不安があるならあったほうが良い。)
音質は良くないが、襟元につけるミニクリップタイプのマイクは、とても安い。PCにマイク機能がないのであれば、最低限の働きをしてくれるだろう。
接続が「3.5mmステレオミニプラグ(イヤホンを挿すところ)」なので、イヤホンと併用できない場合があることに注意しよう。
無難でおすすめの製品としては、サンワサプライのフラット型PCマイクだ。
1000円以内の価格だが、ちゃんと音声を拾ってくれる。接続プラグは上と同じ「3.5mmステレオミニプラグ」だ。形状がマイクっぽくなく、不安になるかもしれないが、近くで喋れば普通に声を拾ってくれる。
形状がマイクらしくないと嫌という人は、以下の製品を買おう。
USB接続のマイクで、ノイズ削減機能もついていて、価格のわりに高性能だ。コンパクトかつ多機能で、オンライン英会話用にも向いている。
イヤホンとマイクを別々に買う必要のある人は、それらが一つにまとまっている「ヘッドセット」を検討してもいいかもしれない。
ヘッドセット
オンライン英会話をする上で、個人的におすすめしたいのが「ヘッドセット」だ。
これは、ヘッドホンとマイクが一体となったもので、オンラインチャットをする上でこれほど有用な製品はない。
おすすめは、ロジクール製の定番のヘッドセットだ。
Skype通話用に作られていて、音をクリアに通すし、ヘッドセットにありがちな雑音がしっかりカットされるので、とても話しやすい。見た目以上に軽く、ずっとつけていても負担にならない。オンライン英会話用に使うのであればこれで十分。
これよりランクが上のヘッドセットとなると、PCゲーマーが使うゲーミングヘッドセットが多いが、見た目がやたらゴツいので、特別そういうのが好きな人以外にはおすすめしない。
安いヘッドセットがいいのなら、以下がおすすめ。
Skype用に作られている格安ヘッドセット。性能は落ちるものの普通に使える。
ワンプラグの接続で、イヤホンとマイクの両方が繋がるので、やや価格は高めの傾向があるが、PC用マイクをわざわざ買うくらいなら、ヘッドセットを買ったほうが快適な場合もあるだろう。
WEBカメラ
もしパソコンにカメラが搭載されていない場合は、自分の映像を相手側に映すために、「WEBカメラ」を使う必要がある。
WEBカメラにはマイク付きのものが多いので、あれば「マイク」や「ヘッドセット」が必要なくなる。(ただ、WEBカメラのマイクは基本的にあまり音質が良くはないので、マイクがあって損することはないのだが。)
安くておすすめの製品はこれだ。
別にオンライン英会話をするために、そこまで鮮やかな映像は求められていない。鮮明に映るとむしろ恥ずかしいくらいだろう。
高価なWEBカメラを買っても、Skypeアプリや通信速度の影響で、ほどほどの画質にどうしてもなってしまう。他の用途がなければ、オンライン英会話用のWEBカメラは安いもので十分だ。
映像や音質もある程度こだわりたいなら、高めのWEBカメラもある。
マイクも良く、ネットワーク側に問題がない限り映像が途切れることもない。アプリを使って細かいセッティングができる。オンライン英会話で使うなら文句なしのスペックだろう。
辞書
「辞書」はあったほうが心強い。実際には、オンライン英会話中に辞書を多様するべきではない。でてこない言葉があっても、なんとかしてそれを解決する能力も、英会話に含まれるからだ。
しかし、初心者にとっては、手元に辞書があったほうが安心感があるのは間違いないだろう。
スマホでオンライン英会話をする場合、Skypeと他のアプリを同時起動できない場合が多いので、辞書アプリとは別の、紙の辞書か電子辞書を持っておきたい。できれば素早く検索できる電子辞書がいいだろう。
パソコンの場合、辞書アプリをSkypeと同時に簡単に使えることがメリットの一つだ。
ただ、辞書があるかどうかは、本質的な会話能力とは関係ない。仮に辞書や電子辞書を持っていなかったとして、オンライン英会話のためにそれを買ったりしてはいけない。オンライン英会話においては、すぐに飛び込んでみて、実践してみることのほうが大事だ。
メモ帳
重要なことを書き残しておくために、メモ帳はあったほうがいいかもしれない。
また、オンライン英会話の初心者は、最初は自己紹介から始めることが大半だ。どうしても怖いのであれば、自分が自己紹介で言う内容を、一度紙に書き出してみよう。いつでもメモを見れるという安心感があれば、それほど恐怖感を感じずに、オンライン英会話に取り組めるだろう。