セブンイレブンの、「おにぎり」や「サンドイッチ」のコーナーの近くには、「ブリトー」のコーナーが並んでいる。
「ブリトー」は、小麦粉で作った「トルティーヤ」で具材を巻いた料理。
コンビニに並んでいるが、手にとった人とそうでない人とで別れそうだ。

コンビニの陳列棚は、資本主義の最前線なので、「人気がないけど取り敢えず置いてある」みたいなことは絶対にない。
不人気の商品は、すぐにコンビニの陳列棚から撤退してしまうので、みんなが普段からコンビニの棚で見かける何気ない商品は、あらゆる激戦をくぐり抜けてきた超エリートたちなのだ。
だから、「ブリトー」にしても、人気がないわけでは決してないはずだ。
今回は、セブンイレブンの「ブリトータコスチーズ」を実食レビューしてみようと思う。
「ブリトータコスチーズ」の「価格」と「栄養成分表示」

価格:税抜248円(税込267円)
エネルギー:343kcal
たんぱく質:15.5g
脂質 :15.6g
炭水化物 :35.1g
ナトリウム:1.8g
1本(125g)に対して、カロリーはかなり高め。
炭水化物の生地に、ひき肉とチーズがたっぷり詰まっていると考えるなら、この高カロリーも納得だ。
「ブリトータコスチーズ」の写真付き実食レビュー

電子レンジ加熱調理で、「500Wで1分10秒」もしくは「1500Wで25秒」で温め完了。
目安の時間通りに温めたはずなのに、手に持てないくらいアッチアチ。
写真ではわかりにくいかもしれないが、めっちゃ湯気が出てる。

中には、ひき肉とチーズがぎっしり詰まっている。
ほかほかの状態でかぶりつくと、めちゃくちゃうまい。

断面はこんな感じ。
ひき肉には、トマトなどの野菜や、香辛料の旨味がしっかりと染み込んでいる。
肉、チーズ、小麦粉の生地を一緒に頬張るのだから、美味しくないわけがない。
熱々で、おにぎりやサンドイッチなどと較べてちょっと食べにくさを感じたものの、味はめちゃくちゃうまい!
「ブリトータコスチーズ」の評価
評価は、100点満点中「73点」だ。
日本人には食べ慣れない人が多いかもしれないが、日本人の味覚に合うように作られているのか、普通においしく感じた。
メキシコの「タコス」というよりは、沖縄の「タコライス」という感じで、特に辛みなどはなく、万人がおいしく感じる味付け。
気が向いたら、ぜひ食べてみて欲しい。
自分は、「タコス」のようなメキシコ料理が好きなんだけど、日本ではなぜか流行らないよね。
「タコス」は、原理的には、間違いなくおいしい料理だと思う。炭水化物の生地、豚肉などのタンパク質と脂質、トマトの旨味が染み込んだサルサソースと、おいしい料理の条件を完璧に満たしている。
まあ、「おにぎり」や「寿司」や「たこやき」など、優れた日本料理は多いから、あえて流行する理由もないのかもしれない。
秋葉原とか上野などで見かける「ケバブ屋さん」は、カットした肉を薄いパン生地にはさんで辛めのソースをかけてるけど、あれは仕組み的には「タコス」にけっこう近いと思う。
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