PS4スパイダーマンのレビューと感想【Marvel’s Spider-Man評価】

PS4ソフト「Marvel’s Spider-Man(マーベルズスパイダーマン)」のレビューと感想を、ネタバレ無しで書いていこうと思う。

「PS4スパイダーマン」のソフトの評判や動画などをSNSなどで見て、「動画見た感じ面白そうだけど実際にやってみてどう?」とか「自分の好みに合ったゲームなのかな?」と考えている人にとっては、それなりに内容のある記事になっていると思う。

良かったところのみならず、欠点なども正直に書いているので、買おうか迷っている人はぜひ参考にしていってくれ!

ちなみに、YouTubeにアップロードされている公式のトレーラーはこちら↓

 

PS4スパイダーマンのレビュー(評価)

遊んだ感想と評価を、それぞれのトピックごとに100点満点で採点している。

あくまで個人的な採点なのでご了承いただきたい。自分とはまったく違う意見を持つ人もいるだろう。もし批判や反論などがあればコメント欄に書いてもらっても構わない。

これから遊ぶ人のために、ネタバレには配慮している。

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操作性

操作性は「100点」。

PS4スパイダーマンのトレーラーなどを見て、「蜘蛛の糸(ウェブ・スイング)」を自在に使いながら、ニューヨークのビルとビルの間を自由に動き回る姿に、心躍った人は多いと思う。

その点に関しては、まさに期待を裏切らない、最高の操作性とエンターテインメント性がある。「スパイダーマンをやってるぞ!」という感じを存分に堪能できるだろう。

移動するだけでめちゃくちゃ楽しい!

簡単に操作できるのもかかわらず、めちゃくちゃスタイリッシュに動くことができる。わりと適当にボタンを押していても不思議といい感じに動けて、自分でもびっくりするくらい。ゲーム初心者への配慮もしっかりできていると感じる。

「動かせる映画」以上の、感動を得られる操作体験だと思う。

ゲーム表現の新たな進化といってもいいくらい、気持ち良いムーブ。

移動するだけでも、PS4スパイダーマンのソフトを買う価値があるかもしれない。

戦闘アクションも、かなり楽しく、豊富な格闘アクションがあり、上達しがいのあるバトルが楽しめる。

また、ステルス系のアクションもめちゃくちゃ良くなっている。従来のゲームでステルス要素のあるものは多いが、こそこそとした動きがまどろっこしく感じて、ステルスは好きじゃないと感じる人も多くないと思う。一方でPS4スパイダーマンのステルス要素は、ステルスなのに爽快感もある、という気持ちの良い操作性になっている。

個人的に、今までやってきたゲームの中で最も「ステルス」を楽しめた。

操作性に関しては、文句なしの100点満点をあげたい。

途中途中のロード時間もすごく短いので快適。

 

世界観

世界観は「95点」。

舞台はニューヨークで、超リアルなニューヨークの街中を駆け回ることができる。

グラフィックは間違いなく最高。細かいところも非常に鮮やか。看板とか店内とか食べ物とか、オブジェクトの作り込みもハンパない。

気持ちよすぎる操作性とも相まって、最高のゲーム体験ができるだろう。

フォトモードで写真と撮りまくるのも楽しい。

「スパイダーマン」は原作のアメコミや映画ありきだが、これ以上ないくらい街並みを楽しく美しく再現してくれている。

世界観(の再現度合い)においても、文句の付け所がないクオリティと言える。

あえて欠点を探すとすれば、モブキャラたちが無表情に感じることだろうか。一般人の表情の作り込みまでは流石に手が回らなかったのだと思う。普通のゲームだとモブキャラが無表情なのは当たり前だが、PS4スパイダーマンは細部の作り込みが圧倒的なぶんだけ、無表情がやや強調されて見えるきらいがある。

もちろん、ムービー中などの主要人物の表情はとても豊かだ。

また、リアリティ重視なので、和ゲーやネトゲなどによくある美人顔を期待するとガッカリするかもしれない。(今作のMJはけっこう可愛いけどね!

 

ストーリー

ストーリーは「75点」。

ストーリーは、主人公のピーターがスパイダーマンの能力を得てから8年語の物語となっている。

オープンワールドで自由度は高いが、メインストーリーの骨格がけっこうしっかりしてる感じ

スパイダーマンシリーズの映画を見ていない人でも、ちゃんとフォローはされているので、問題なく楽しめると思う。

ネタバレは避けるのでストーリーの具体的なところに関しては言及しないが、基本的にけっこう良くできていて、「刺さる」ものがけっこうあった。

ただ、欠点としては、「ストレスのある展開が多い」というのが挙げられると思う。警察は無能だし、市民たちはスパイダーマンの英雄性に対する理解がない。

また、主人公であるスパイダーマンの性能が最強なぶん、敵は狡猾な手を使ってくるパターンが多い。

「主人公が強大な敵に立ち向かう」というよりは、「卑怯なやつらがスパイダーマンを陥れようとする」みたいな展開が多め。

ただこれは、原作に準拠しているからとも言える。

もともと、原作マンガや映画のスパイダーマンは「理解されない孤独なヒーロー」だった。

だから、操作性はとても爽快感がある一方で、ストーリー性はあまり爽快感がないタイプのものが多い。

とは言え、鬱系のストーリーではなく、最終的にはスッキリする話が多めで、後味の悪い思いをすることはないと思う。

また、メインストーリーのボリュームは、大作タイトルにしてはやや少なめだが、個人的にはちょうど良い長さだと感じた。サブクエストややりこみ要素が豊富だから、コンテンツが少ないとは思わない。同じようなクエストの水増し感がなく、適切なボリュームなのは好印象。

現在は3つのDLCコンテンツもあるが、1本あたり約1,000円と、ボリュームにしては値段は高め。

DLCの公式トレーラーは以下↓

 

ゲームシステム

ゲームシステムは「65点」。

オープンワールドのゲームで、街を移動していたらランダムで犯罪イベントが起きていて、それを解決したり、バックパックのような収集アイテムがあったりと、

ストーリーのクリアなどで経験値を稼ぐとレベルアップして、「スキル」の獲得や、新しい「スーツ」や「ガジェット」の入手が可能になる。

アクションRPG的でもあり、どんどんできることが増えて、強くなっていくのは普通に楽しい。

街を移動していると、ランダムで犯罪イベントが発生していて、それを解決したりするのも楽しいし、メインストーリー以外のサイドミッションなど、飽きない工夫が凝らされているのが良い。

一方で、難易度がやや高いが、ゲームオーバーになってもペナルティがなく、手前でHP満タンの状態で復活する仕様は、個人的にはけっこう不満。何のリスクもなく復活できるので、ゲームとしてやりがいがなく、作業をしている感じになってくる。そこまでやるくらいならば、ゲームオーバーでそれなりに戻されるようになってもいいから、もう少し全体的な難易度を易しくするのがいいと思う。

また、操作性やアクションの完成度は非常に高いが、敵がその快適さを妨害するように動くので、プレイヤーとしてはストレスを感じる展開が多い。原作に準拠しているとも言えるのだが、神がかった操作性の魅力が削減され、プレイが単調になってしまっているところは少なくないように感じた。

ボス戦なども選択肢が少なく、盛り上がりよりも作業感を感じてしまうのは残念。

また、細かいところかもしれないが、「字幕」を選べないというのも個人的にはマイナスポイント。言語はPS4の本体設定を変更すれば、日本語のみならず英語も選べる。一方で映画のように、「音声が英語で字幕が日本語」というのは不可能。

自分は洋ゲーは基本的に字幕でプレイしたいと思ってる派なので、ここはキチンとやって欲しかった。

 

ゲームバランス

ゲームバランスは「50点」。

正直、あまり高い評価は出せない。

このゲームは、途中で好きなように難易度を調整できるのだが、そこに甘えているように思える。

高難易度だが綿密な作り込みの「ソウルシリーズ」とか、どこから遊んでも楽しいオープンワールドである「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」などと比較すると、バランスの良さやレベルデザインでの洗練はあまり感じられない。

まず、やたらと敵の攻撃力が高く、難易度がかなり高め。最もイージーな難易度にしても、そこそこ敵の攻撃力が高く、普通にやられてゲームオーバーになったりする人もいるだろう。

敵が強いというよりは、違和感を感じるくらいスパイダーマンが脆い。クモに噛まれたときに身体能力は飛躍的に上昇しているはずなのに、一般人の打撃でごっそりとHPが削られるのでビックリしてしまう。

自分は、「ソウルシリーズ」など、一般的に難易度が高いとされるタイトルもけっこうクリアしてきているのだが、それでもかなり難しいと感じた。ただ、「手応えのある難易度というよりは、萎えるタイプの難易度の高さ」だと感じる。

ガジェットを強くすれば難易度は一気に下がるのだが、せっかくの作り込まれたスパイダーマンのアクションではなく、補助的な機能であるガジェットに頼るゲームになりがちなのは、ゲームバランスの悪さゆえだと思う。

強大な敵を倒すのが難しいといった感じではなく、敵がめっちゃ嫌がらせをしてくるから難しい、みたいなバランスで、無双系ゲームのようにどんどんなぎ倒していくような爽快感は感じにくいし、高難易度ゲームのように手応えのある敵を倒したと感じる達成感も感じにくい。

ゲーム性やバランス調整的な部分では、不満を感じる箇所は多かった。

 

総合点

総合点は「80点」。

完璧ではないが、十分に神ゲーと言えるレベルだと思う。

ざっくりと総括するなら、序盤は、(敵がやたら強いのが大丈夫な人にとっては)まごうことなき神ゲーだと思う。

スパイダーマンになって、ニューヨークの街を、高層ビルを伝いながら自由に動き回れる爽快さは、ゲーム表現の真髄と言うべき素晴らしさがある。

後半になってくると、操作性にはあんまりマッチしないような変な敵や、ちょっとした作りの残念さが目立ち始めるものの、全体的にはかなり作り込まれているので、気にならない人はまったく気にならないだろう。

十分に買う価値がある最新ゲームであり、おすすめのゲームの一つとして紹介できる。

 

「Marvel’s Spider-Man(マーベルズスパイダーマン)」のレビュー記事は以上になる。

もしこの記事が参考になると思ったのなら、当ブログでは、独断で「PS4おすすめ神ゲーランキング」も執筆しているので、より評価の高いタイトルを求めるなら、こちらの記事も参考にしてもらいたい。

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