スマホゲームって種類が多すぎて、やってみたいけどどれを遊べばいいかわからないって人がたくさんいると思う。
おすすめなのは、すでに評価が高いことがわかっている、定番の超人気ゲームを始めることだ。
保証の少ない新作のゲームをやるよりも、すでに人気になっている定番ゲームを選ぶメリットはたくさんある。
- 面白さが保証されている
- ゲーム内が賑わっている(同時にプレイしている他のユーザーがたくさんいる)
- サービス終了する可能性が低い
- 長年運営されているゲームほど新規ユーザーへのサービスが手厚く、後から始めるほうがむしろお得
などなど、安心して楽しみたい人には、殿堂入りの大人気コンテンツがおすすめだ。
今回は、評価が確立されているスマホの神ゲーを紹介していく。
どれも無料でダウンロードできるので、気になるものがあれば遊んでみてほしい!
Fate/Grand Order(フェイト・グランドオーダー)


ジャンル:RPG
運営:アニプレックス
豪華な仕掛けや、様々な趣向を凝らしたコンテンツがぎっしり詰まった大作ゲームは、世の中にはたくさんある。
一方で、『Fate/Grand Order』、略称『FGO』というゲームは、シンプルなRPGとテキストによるストーリーのみで、「Apple Store」や「Google Play」のランキング上位に上り詰めるほど、高い人気を得ている作品である。
メインコンテンツが「文芸」で、絶大な人気を得ている、非常に稀有なゲームと言えるだろう。
シナリオライターは、同人サークル「TYPE-MOON」の創立メンバーでもある「奈須きのこ」。
「Fateシリーズ」は、もともとはPCのノベルゲームから始まり、テレビアニメ化なども経ながら、日本をアニメ・ゲーム文化を代表する人気コンテンツになった。
『FGO』はスマホゲームだが、日本独自の方法で、最先端のゲームカルチャーを築き上げているように思える。アメリカやヨーロッパ発のゲームは、テキストの多いものはそこまで歓迎されない印象だが、『FGO』はテキストをメインコンテンツにしながらも、圧倒的なユーザー数と収益力を維持し続けている。
Fateシリーズ全般に言えることだが、けっこうハイコンテクストなゲームではあるので、「聖杯」や「サーヴァント」といった概念や、歴史上の人物が数多く登場する世界観に最初はとまどう人も多いと思う。だが、そのような「文脈」があるからこそ、『Fate』の世界はとても奥深く、多くのユーザーをやみつきにするのだ。
もし『FGO』をやりたいのであれば、『Fate/stay night Unlimited Blade Works』や『Fate/Zero』といったアニメを見ることをおすすめする。
取っ付きにくく感じるかもしれないが、ハマればめちゃくちゃ面白いし、日本最高のコンテンツの一つではあると思うので、文字を読むのが苦手でなければぜひ挑戦してもらいたい。
リネージェ2 レボリューション


ジャンル:MMORPG
運営:ネットマーブル
『リネージェ2』は、世界中で圧倒的な人気を誇るMMORPGで、『リネ2』という略称で親しまれている。
2004年から運営されている歴史あるPC向けゲームだが、2017年の末に、完璧にスマホ向けに改装されて『リネージェ2 レボリューション』がリリースされた。こちらは『リネレボ』という略称で呼ばれることが多い。
スマホで遊べるMMORPGの中では、個人的には『リネージェ2 レボリューション』が最高のクオリティだと思う。
チャットやギルドやPvPなどの、MMOとして標準的な仕組みはすべてあるし、「ペット」「釣り」「生産」などもあり、さらには「PK(プレイヤーキル)」が可能なエリアがあるなど、PCゲームと同水準の、超本格派!
ソーシャルゲームの延長のイメージしか持っていない人が遊ぶと、「スマホのゲームはここまで進化したのか?」と驚くこと間違いなしだ。
欠点をあげるなら、アプリがやや重めで、ダウンロードするときなどはwifi環境が必要になる。もちろん、インストールしてしまった後は、携帯回線でも快適に遊べるし、iPhone5以上の性能なら問題なく遊べるだろう。
本格派のMMORPGだが、スマホゲームらしく、頻繁にイベントなどもやっていて、ゲーム内は常に賑やかしい雰囲気だ。
良い意味で近年のスマホゲームっぽい「軽さ」がなく、古き良きMMORPGのテイストを受け継ぎながら、スマホという媒体でも丁度良く遊べる感じになっている。
コンテンツが膨大すぎて説明しきれないが、とにかく遊んでみればすぐにわかる。スマホの中に広がる膨大な世界に圧倒されるだろう。
日本人のプレイヤーも多く、チャットやギルド、レイドなどを通して仲良くなりやすいはずだ。
本格的なMMOを体感してみたいという人は、ぜひともおすすめしたい名作。
パズル&ドラゴンズ

ジャンル:パズルRPG
運営:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
2012年にリリースされ、7年以上も運営を続けている、スマホアプリゲームの超老舗。
今のほとんどのスマホRPGのベースは、この『パズドラ』が作ったと言っても過言ではない。
「栄枯盛衰は世の常」とか「驕れる者久しからず」という言葉があるように、大ヒットは絶対に続かない。たしかに、全盛期と比べればパズドラの存在感は薄くなっている。
しかし、みんなが思っているほどは、パズドラは衰退していない。
意外なほど人気が落ちない理由は、「ゲームの部分がものすごくしっかり作られているから」だろう。
パズドラは、黎明期に出たゲームでありながら、クオリティの高さが他と一線を画していた。
スマホゲーは、キャラを全面に押し出して、RPGの部分は大したことがないものが多いが、パズドラはそれとは正反対だ。「パズル」と「RPG」と「戦略」がガッツリ組み合わさって、ゲーマーこそしっかり遊べる作りになっている。
パズドラの絵柄とか、デフォルメが強めだし、他と比べてそこまで良いとは思えない。ゲームの面白さの部分で圧倒的に支持されたのが『パズル&ドラゴンズ』だったのだ。
キャラの特徴とパズル戦略が見事に結びつき、ただ射幸心を煽るだけの「コンプガチャ」が問題になっていたソシャゲ業界を一変させるほどの「面白さ」がパズドラにはあった。
今となっては、敬意さえ抱いてしまうほどの歴史的なゲームなので、まだ未プレイの人はぜひやってみて欲しい。
新規プレイヤーへの優遇はもちろん手厚いし、7年以上も蓄積されてきたコンテンツを遊び尽くせる。
もともと一人プレイを重視して作られたゲームなので、今から一人でゆっくり遊ぶのにも最高のゲームだと思う。
Hearthstone(ハースストーン)


ジャンル:デジタルトレーディングカードゲーム
運営:ブリザード・エンターテイメント
電子上で遊ぶ「TCG(トレーディングカードゲーム)」は、とても流行しているが、その原点になったゲームアプリが、この『ハースストーン』だ。
「Blizzard」の人気タイトル『ウォークラフトシリーズ』の世界観を背景としたトレーディングカードだが、もはやこっちが本命になりつつあるほど、世界中で大人気。
TCG(トレーディングカードゲーム)と言えば、『マジック・ザ・ギャザリング』や、日本では『遊戯王』や『デュエル・マスターズ』が有名だ。
他のTCGと比較して、『ハースストーン』のルールはかなりシンプルだ。遊ぶために覚えることは少ない。一方で、戦略性は非常に高く、eスポーツの世界大会が開かれているし、『ハースストーン』だけで食べているプロもいるほど、かなりガチで遊べるゲームだ。
「1マナのミニオンをランダムで1体紹介」とか「メイジクラスのカードをランダムで1枚発見」といったように、アナログのカードゲームでは難しいランダム性のある仕組みが多い。
デジタルゲームであることを前提に、それを十分に活かしたゲームデザインがされている。
後発のカードゲームとして、日本で人気の『シャドウバース』などがあるが、ゲームバランスや戦略性、完成度の高さなどを考えるなら、『ハースストーン』に軍配が上がると思う。
ただ、キャラクターやカードのイラストに関しては、日本人受けするものは少ない。ガッツリと洋ゲーなテイストだ。
ユーザーは世界中にいるから、マッチングの待ち時間や衰退の不安はかなり少ないし、面白さに関しては折り紙付きなので、カードゲームが好きな人には特におすすめしたい。
絵柄の可愛さよりも、ゲームの面白さを求める人は、ぜひとも『ハースストーン』を遊んでみてくれ!
荒野行動


ジャンル:バトルロイヤル、シューティング
運営:ネットイース
日本で大人気のバトルロイヤル系ゲームは、『荒野行動』だ。
言葉を選ばずに言えば、『荒野行動』はパクリゲーである。
もともと、『PUBG』という、韓国のPC向けオンラインゲームが大流行していて、その「ルール」をそのまま採用したのが『荒野行動』だ。
100人のプレイヤーのバトルロイヤルで、最後の1人まで戦うというシンプルなルール。
PCだからこそできる規模のオンラインバトルだと思われていたが、それをスマホで可能にしたのが『荒野行動』だ。ルールは『PUBG』と同じバトルロイヤルだが、スマホで気軽に遊べるのが特徴。
PC版におけるクオリティに関しては、オリジナルである『PUBG』のほうが高いと思う。しかし、ライトゲーマー向けにスマホに最適化したという点では、『荒野行動』を遊びたいと考えるユーザーが多いのも納得できる。『PUBG』も遅れてスマホ版を出したが、スマホで遊ぶ上では『荒野行動』がやりやすいように思える。
22歳のシングルマザーが『荒野行動』を通して小学生と出会ってことに及び、逮捕されたというニュースが話題になったことがあるが、それが間接的に『荒野行動』の覇権っぷりを証明してしまった。
『荒野行動』は、チームプレイも可能で、ボイスチャットなどで連携をとったりは当たり前なので、出会いにも繋がりやすいのだ。
100人のバトルロイヤルと聞くと、けっこうハードルが高いイメージだが、「負けるのが当たり前」のゲームなので、実際には普通の対戦ゲームよりも心理的な負担が低い。
ガチの対戦ゲームで負けると萎える人も、1人が勝って99人が負ける『荒野行動』は、「勝てたら奇跡」というくらいの感覚でプレイできるので、逆に自由度が高まる。
『荒野行動』は、ベースとなるシステムはパクっているが、なんだかんだでユーザーが求めるものをしっかり提示できていて、とても快適に遊べるのが特徴だ。
なんと、あの『新世紀エヴァンゲリオン』ともコラボして、貪欲にユーザーを増やしつつある。
節操がない! それゆえに面白い!
紹介は以上になる。
当ブログでは、「おすすめの無料PCゲーム」や「おすすめのPS4ゲーム」などの紹介記事も書いているので、興味のある方はこちらもぜひ参考にしていってもらいたい!
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