『スプラトゥーン2』が前作よりつまらなくなった(面白くなくなった)理由を考察【感想・評価】

※あくまで個人的な意見です。

「ニンテンドースイッチ」を代表する対戦ゲームが『スプラトゥーン2』だと思う。

でも、これはあくまで個人的な意見なのだけど、「前作のほうが楽しめたな」と思ってしまった。

『スプラトゥーン2』が、「ゲーム作品の完成度は高くなっているのに、なぜ面白くなくなってしまったのか?」について考察していきたい。

これは、ゲームを非難しているわけではなく、あくまで個人的な感想&考察であり、現時点で『スプラ2』を楽しんでいる人にケチをつけたいわけでは決してない。

ひとつの意見として読んでほしい。

なぜかハマれない……なぜだ……?

『スプラトゥーン』に関して、自分は「WiiU」で出たときにめちゃくちゃハマって、「おじさんがここまでゲームにハマるものなの!?」と自分で驚くくらい、全力で楽しく遊んでいた。(「ソウルシリーズ」並にハマることができた。)

もともと自分は、「キリがないから」という理由で対戦ゲームがあまり好きではなく、どちらかと言えば、ちゃんとゲームクリアの概念があるストーリー系のゲームのほうが好きだ。

それでも初代『スプラトゥーン』は、「ウデマエS+カンスト」に行くくらいまでやり込むことができた。もちろん、続編の『スプラ2』も、めちゃくちゃ期待していたし、情報が出るたびに心躍り、発売日を心待ちにする日々が続いた。

めちゃくちゃ期待していた『スプラトゥーン2』をやった感想だが、期待していたほど面白くはなく、現時点でも「ウデマエX」になる前に断念している状況だ。

今もちょくちょくプレイしているが、やはり、初代スプラトゥーンのような面白さはない。

ゲームの全体的な完成度は、かなり上がっているし、「WiiU」というイマイチなハードではなく、「ニンテンドースイッチ」という素晴らしいハードで遊べることも大きい。

客観的に評価しようとすると、前作より面白いはずなのに、なんていうか、言語化しにくい部分で面白くないのだ。

これはいったいなぜだろう?

 

ゲームバランスなどは良くなっているはずなのに

「スプラ2つまらなくなった」という感想の人はいて、そういう人は、ゲームバランスがクソとか、運営の調整がクソとか言うけど、自分は全然そんなこと思わないんだよね。

むしろ、「ゲームバランス(武器や編成)」に関しては、かなり一生懸命やっているように思えたし、リリース後のバランス調整も、納得できるものが多かったように思う。(ただ、そこまでガチでやっていない人の意見ではあるので、ガチ勢からしたらまた見方が違うのかもしれないが。)

全体的なクオリティが下がったわけではないと思うし、むしろゲームとしては、前作と比べてだいぶ「納得感がある」ように作られていると思う。

「スペシャル」や「ギア」など、理不尽な要素が減ってバランスが良くなったし、ひとりで何でもできる部分がなくなって、よりチームプレイが重要になった。

ただ、これは、上級者からすれば良いことなのかもしれないが、一般プレイヤーからすると、物足りない要素なのもしれない。

  • 理不尽要素がなくなる
  • スーパープレイがなくなる

というのは、ゲームバランスで考えれば良いことだけど、ひとりのプレイヤーの楽しさという点で言うと、ちょっと窮屈になってしまう感じがあったんじゃないかと思う。

自分は、「たいじ」というスプラトゥーンプレイヤー(今はプロになっている)の動画を見てめちゃくちゃ衝撃を受けたことを、今も覚えてるんだけど、こういう感じのプレイって、『スプラトゥーン2』ではできないよね。

もちろん、みんなが手探りだった初期と比べて、周囲のレベルが全体的に上がった、というのもある。

だから、運営側としては、カッチリしたゲームバランスで制御しようとしたのかもしれない。

もし、今のような綿密なバランス調整をしていなかったら、『スプラトゥーン2』はオンライン対戦ゲームとして成り立たないくらいハチャメチャなものになっていたかもしれない。

しかし、初代のような魅力が、どこかで失われてしまったことも確かだ。

 

「スペシャル」まで上級者向けになったのは、決定的に悪手だったと思う

バランス調整うんうんに関しては、色んな事情や考え方があると思う。

ただ、『スプラトゥーン2』に関して、「スペシャルのしょぼさ」だけは、個人的には明確な改悪だと思う。

たしかに、スペシャルとは、受ける側からすれば理不尽な要素かもしれない。

でも、「スペシャルを使うだけで楽しい!」というのは、『初代スプラトゥーン』において重要な要素だったと思う。

「スパショ」の爽快感とか、「ダイオウ」や「バリア」の無敵感とか、「ボムラッシュ」の制圧感とか、やっててマジで楽しかった!発動することがもはや「楽しい!」って感じ。

「スペシャル増加量アップ」のギアを積んだりなんかして、スペシャルを前提に戦略を組み立てるとか、そういう立ち回りを考えるだけでワクワクした。

初代スプラトゥーンのスペシャルは、「使うだけで気持ちいいし、楽しい」という特徴がある一方で、『2』は、考えないと(熟達しないと)スペシャルがあんまり効果を発揮しないし、どれもぱっとしない。

最初に「2」を遊んだ感想は、「え?全体的にスペシャル弱すぎ、……マジ?」というガッカリ感だった。

「対面には自信がないけど、わかばシューターでたくさん塗って、バリアを使いながらチームに貢献していく……」みたいな、牧歌的な楽しみ方がしにくくなったというのは、かなり残念な要素だと思う。

新しく追加されたルールの「ガチアサリ」なんかも、「ゲームとしてはめっちゃ良くできている」のだけど、「爽快感がないし、面白く感じない」のだ。

 

「ガチ勢向け」の弊害な気がする

最近は、「eスポーツ」がアツいと言われている。

スプラトゥーンは、「スプラトゥーン甲子園」という大会も開かれているし、それ以外にも様々なところで大会があるし、開発者たちも、そういうのを見て感動したと思うんだよね。

そりゃ、自分たちが作ったゲームが、ここまで熱心に遊ばれ、様々な技術や連携が発見されていったら、そりゃ感動ものだと思う。

それもあったのか、『2』はガチ勢に寄せて作られすぎていて、「初心者ユーザー」への視点が、ちょっと疎かになっていたようなところがあると思う。

『2』なんだから、『1』を踏まえて作るのは当たり前かもしれない。

それでも、自分は『1』をやりこんだプレイヤーなはずなのに、『2』をやって「なんか違うな」と思ってしまったので、「初心者目線」や「子ども心に訴えるもの」っていうのは、ゲームにとって大事なんだな、ということを改めて思った。

「ダイナモローラーの弱体化(役割の変化)」とかが象徴的だけど、「それをやってガッカリするユーザーがいると思わなかったの?」と言いたくなるような、「バランス整備のためにワクワク感を減らすやり方」が随所に見られた。

『スプラトゥーン2』は、かなり丁寧に作られているが、それゆえに、あまり面白さを感じないのかもしれない。

 

とは言え、これは相対的な話であって、絶対評価なら『スプラトゥーン2』が神ゲーであることは変わりないし、以下の「おすすめスイッチソフトランキング」でも、かなり高い評価をしている。

ニンテンドースイッチのおすすめソフトをランキングで紹介【Nintendo Switch神ゲー】

2018.07.21

 

ここで述べたのは、あくまで一人のゲームおじさんの感想である。

『スプラトゥーン2』最高におもしれー!と考えているプレイヤーも現在たくさんいるだろうし、そういう人を否定するつもりは一切ない。

この記事では批判したが、自分はただ「面白いよ!」と紹介するだけじゃなくて、批判的なレビューも書くスタンスでやっているので、ご了承いただきたい。

それでも、『スプラトゥーン2』が面白いことは変わりないし、ガチ勢がずっと長く遊べるゲームであるというのは素晴らしいことだ。これからも「ウデマエX」を目指して、ちょっとずつ遊んでいきたいと思っている。(前作カンスト勢なので、本気だせばすぐ行けるという妙な自信を持っている。)

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