面白いゲームは大絶賛し、つまらないところはハッキリと言う、ドラゴン忍者のゲームレビューです。
今回は、今更ながら、ニンテンドースイッチソフト『スーパーマリオオデッセイ』の評価と感想を書く。
まあ、先に結論を言うなら、「神ゲー」です。
最高のゲームソフトだった!
以下は公式トレーラーだが、もうトレーラーの時点で神ゲー感がスゴいよね。
ワンパターンではなく、常に新鮮な驚きがある!

とにかく、「スゴイ!」の一言。
今回は、「キャプチャー」というフィールドのキャラに乗り移れるシステムがあるのだけど、ひとつひとつのアクション、ひとつひとつのギミックに、洗煉と驚きが詰まっている。
「動かしているだけで楽しい!」という、アクションゲームの最高峰がここにある!
別に、ムーンを見つけるとか、そういうことを抜きにして、ただフィールドを歩き回っているだけで楽しいんだよね。
おじさんゲーマーながら、「童心」に立ち返ることができるというか……。
なんていうか、言語化できない素晴らしさなので、とにかく遊んで、動かしてみてほしい。
「マリオシリーズ」は、常に進化しているし、現時点において、その進化の最先端にあるのがこの『マリオオデッセイ』というソフトなのだ!
「探索」できることが最高!

『スーパーマリオオデッセイ』は、「探索」ができるマリオだ。
「これを求めていたんだ!」という楽しさ!
もともと、初代からの2Dマリオは、「スタートからゴールにたどり着けばクリア!」というルールのものだった。
「探索」ができる「探索型マリオ」は、初の3Dマリオである『スーパーマリオ64』から始まった。ゴールがあるわけではなく、フィールドを自由に歩き回り、「スター」を集めていくというシステム。
『マリオ64』の影響が大きかったからか、「ニンテンドー64」のソフトは、『ドンキーコング64』や『バンジョーとカズーイの大冒険』など、フィールドを自由に歩き回って、「ゴールデンバナナ」や「ジグソー」などのアイテムを集めていく、というものが主流だった。
自分は、3Dアクションゲーム黎明期の「探索」できるタイプのゲームが、めちゃくちゃ好きだったのだ!
ゲームキューブソフトの『マリオサンシャイン』も面白かったけど、以後のマリオは、「探索型マリオ」ではなくなってしまった。それでも面白いソフトであったことは間違いないのだが、「探索型マリオをやりてえ!」というファンは多かったはずだ。
その期待に答えたのが、スーパーマリオオデッセイ!
「オデッセイ号」に乗って、色んな星を冒険していくのだけど、「もっとも冒険感を味わえるマリオ」だった。
新しい星に足を踏み降ろし、軽快に駆け回れる爽快感、探索して発見する新鮮な喜びは、「マリオ」というゲームの素晴らしさを100%引き出している。
完成度が高すぎて逆に無機質に感じてしまうところも

欠点も正直に言うレビューなので、あえて「つまらない」部分を指摘するが、「出来が良すぎるがゆえに作り物っぽさを感じてしまうところ」が、ちょっと感じられなくもない。
フィールドは美しく、賑やかで、ユーザーを飽きさせない明るさと親切さに満ちている。
だからこそ、というか、クオリティが高すぎて逆に歪(いびつ)になってるように感じた。
完成度が高すぎて、逆になんか怖いのだ。
『スーパーマリオ64』は、ゲームハードのグラフィックスの制限もあってか、どこか暗い鬱っぽいようなテイストになっていたが、それが「味」になっていたようなところもある。
『マリオオデッセイ』は、『マリオ64』と比較しても、ずっとクオリティが高いのだけど、「雑で曖昧」な部分が無いからこそ、逆にちょっと「無機質な作り物っぽさ」を感じてしまうところがある。
もちろんこれは個人的な感覚で、「そういうの全然感じなかったけどな」という人もいるかもしれない。
まあ、あえて欠点を挙げるならそれくらいかな。
「神ゲー」という評価で間違いないと思う

個人の好みで、合う合わない、難易度がちょうどいいか物足りない、などはあると思うけど、まあ間違いなく神ゲーです。
ゲームの革新性などを考えれば、近い時期に発売された『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』のほうが、より神ゲーなのだけど、『マリオオデッセイ』も間違いなくゲーム史に残る傑作です。
売上のみで見るなら、ゼルダよりマリオのほうがずっと上だし、「安心して万人におすすめしやすいソフト」でもある。
「最高の任天堂」を味わえる傑作のひとつなので、気になっているのであれば、間違いなく買って遊んでみたほうがいいと断言できます!
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