今回は、『Minecraft(マインクラフト)』ニンテンドースイッチ版のレビューをやっていこうと思う。
マインクラフトは、『マイクラ』の略称で親しまれている、2009年発売のサンドボックスゲームだ。
「仮想のレゴブロック」みたいな感じで、ブロックを自由自在において、建築をすることができる。建築のみならず、レアな鋼材を探すために冒険に出たり、敵と戦ったり、農作物を育てたりなど、色々なことができる。
10年前に発売と聞くと、「もうそんなに経ったのか……」とも思うし「意外と新しいゲームなんだね!」とも思う。
ちなみに『マイクラ』は、2019年に、『テトリス』を抜いて、世界で一番売り上げたゲームになった。
もともとスウェーデンのゲームプログラマー「ノッチ(マルクス・ペルソン)」が、少人数で開発を始めたゲームだが、今では教育の現場で採用されることもあるくらいの、インフラのようなゲームソフトだ。
『マイクラ』は、パソコン、スマホを始め、ほとんどあらゆる最新のゲームハードで遊ぶことのできるソフトだが、もちろん「ニンテンドースイッチ」でも遊ぶことができる。
今回は、『Switch版マイクラ』をレビューしていく。
操作性バツグンとは言えないが、かなり遊びやすい

『マイクラ』自体、もともとパソコンで遊ぶことを想定して作られたゲームで、任天堂のアクションゲームのように、「操作性が良い」とは言えない。
どちらかと言えば、独特の操作感で、おっさんゲーマーの自分としては、最初はちょっと苦労したくらい。
むしろ、子どもたちがマイクラを普通に遊んでるのを見て、「よくこんな難しいゲームできるね」とまさにおじさんな感想をつぶやきたくなるくらいだ。
でも、やっぱりゲーム自体が面白ければ、仮に子どもであっても(あるいは子どもだからこそ)、操作性の壁なんて軽々と乗り越えてしまえるんだろうと思う。
あと、ゲーム実況動画の影響も大きいかな。
「ヒカキン」とか「よゐこ」とか、『マイクラ』のゲーム実況には、良質な動画が無限にある!
『マイクラ』は、結果的に、とても良質な知育ゲームになっている。
自分も息子や娘が大きくなったら、まず遊ばせたいのがこのソフト。
スイッチ版は、一台のスイッチで4人まで遊べる。(画面が分割されるので見づらくはなるけど)家族や友達を遊ぶうえでも、無限の可能性を秘めたソフトだ。
Switch版は、マルチプレイが手軽にできるので、家族で遊びたいのであれば特におすすめ。
UIなども考えられていて、PC版やスマホ版よりも遊びやすいし、初めてのマイクラとして、Switch版はおすすめできる。
やれることが豊富だが、限界はある

ニンテンドースイッチは、機体が小さく、スペックが心もとないようにも思えるが、「やっぱりスイッチってすげえや!」と思えるくらい、とても素晴らしい性能を誇る。
まあ、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』のようなソフトを普通に快適に遊べるハードなので、『マイクラ』程度のグラフィックスなら、らくらく遊べてもおかしくはない。
前ハードの「WiiU」版は、ワールドサイズが有限だったのに対して、「Switch」版は、無限のワールドサイズを誇る。
また、「携帯モード」で気軽に遊ぶこともできるし、「TVモード」でみんなで遊ぶこともできる。
ハードの起動も早く、スマホ版のような操作しにくさもないので、「できることの多さ・手軽さ・快適さ」を加味した上で、「初心者に最もおすすめのマインクラフト」と評価したい。
ただ、広すぎる複雑なフィールドだったり、特定の挙動をすると、たまにだが、処理落ちのような感じで動作が遅くなってしまう。
容量では「PS4」版や「XboxOne」版には劣るけど、「手軽さ」という面ではだいぶ勝っている。
「普通に遊ぶ」のであれば、Switch版で十分

マインクラフトは、大規模オンラインプレイとか、独自のMODやスキンとか、「インフラのようなゲーム」と評価されるほど、拡張性の高いソフトでもある。
『マイクラ』の拡張性の高さを存分に楽しむのであれば、やはりWindowsOSのハイスペックパソコンが一番良いことになる。
一方で、「普通にマイクラを遊ぶ」のであれば、Switch版で不満に思うことはほとんどないだろう。
マイクラが、「知育ゲーム」としても素晴らしいソフトである以上、「Switchという子どもにも人気のハードで遊べる」ことの恩恵は、とても大きいと思う。
今のバージョンは、特典として、「マリオ」系のスキンがついているし、BGMもマリオになっている。マリオ好きの子どもや大人には、なかなか良い特典かもしれない。
『マイクラSwitch版』の評価だが、「神ゲー」です。
特別な欠点がなく、価格も安いし、Switchのハードを持っていて、他のソフトで『マイクラ』をやったことがないのであれば、ぜひとも買ったほうがいいレベル。
『マインクラフト』という神ソフトと、「ニンテンドースイッチ」という神ハードの、最強コンビだ!
600円で買えるスマホ版のマイクラと比べたら割高に感じるかもしれないが、スマホ版はかなり遊びにくいので、Switch版が妥当な価格だと思う。
ちなみにPC版のマイクラは定価が約3,300円で、スイッチ版の約3,900円とそんなに変わらない。
以上、『Switch版マインクラフト』のレビューでした。
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