なぜヒゲや髪の毛は伸び続け、すね毛や脇毛は成長が止まるのか?

毛に関しての素朴な疑問として、「なぜすね毛、脇毛、まつ毛などの毛は一定の長さまでしか生えないのに、髪の毛は無限に伸び続けるのだろう?」と考えた人は少なくないだろう。

俺は子供の頃にこの疑問にとらわれていたことがあって、親や先生に聴いても要領を得ない回答ばかりで非常にもやもやしていた。

今ならその疑問の答えを知っているので、詳しく解説していきたいと思う。

なぜヒゲや髪の毛は伸び続け、すね毛や脇毛は伸び成長が止まるのか?

実は、全ての毛には「ヘアサイクル(毛周期)」と呼ばれる寿命のようなものがある。

毛は、生え始めてからはしばらく伸び続けるが、やがて成長が止まり、寿命が来て自然と抜ける。

しかし、毛の部位によって、寿命(ヘアサイクル)が違う。

すね毛、脇毛、まつ毛などの毛は、毛の寿命(ヘアサイクル)が短い毛だ。だからある程度の長さまでしか成長せず、毛周期をむかえると自然と抜け落ちて、新しい毛が生えてくる。結果的に短いものしか存在しない。

一方で、ヒゲや髪の毛はサイクルが非常に長く、自然に抜け落ちる長さに成長してしまう前にカットする場合が大半なので、他の毛と比べて無限に成長するように感じるのだ。

だが、実際には、ヒゲや髪の毛のような毛にも、他の短い毛と同じように「毛周期(ヘアサイクル)」が存在する。そのため、無限に伸び続けるわけではなく、どこかで限界が来る。

まとめると、

  1. すべての毛は、やがて成長が止まり、寿命を迎えて抜け落ちる
  2. 毛によって毛周期(ヘアサイクル)が違う
  3. 脇毛などヘアサイクルの短い毛は、あまり長くならないうちに成長が止まる
  4. 髪の毛などヘアサイクルの長い毛は、かなり長く伸びるものの、どこかで限界は来る
  5. ほとんどの場合、ヒゲや髪の毛は、成長が止まる前にカットするので、無限に伸びるように感じる

ということになる。

子供の頃は、髪の毛は他の毛と違って無限に伸びるようなイメージだったが、成長はどこかで必ず止まるのだ。

 

髪の毛はどこまで伸びるのか?

髪の毛は最も毛周期の長い毛で、3年から7年くらいで生え替わるようだ。毛周期に関しては、個人差が大きく、また調査をするのも難しい。

「6〜8年くらい髪の毛を切らずに観測させてください」と被験者に頼んで実験することがどれだけ難しいかは、説明するまでもないだろう。

髪の毛のマックスの長さを決めるのは、毛周期における「髪の毛の成長期」と「髪の伸びる早さ」を掛け算したものだ。

髪の伸びる早さも個人差が大きい。ウィキペディアに「東アジア民族でおよそ11 cm/年 = 0.3 mm/日 = 3 nm/秒」とあったが、1年で25cmくらい伸びる人はザラにいると思う。

髪が伸びるのが早い人(1年で25cm)の人の毛周期が6年だったとして、25×6で「1メートル50センチ」ほどがその人の髪の長さの限界ということになる。

ただ、本当かどうかは疑わしいが、髪の毛を6メートル以上伸ばしてギネスブックに載った人とかもいて、かなり個人差があるみたいだ。

理論的には2メートル以上髪が伸びることはほとんどないとされているが、実際にそれ以上の髪の毛を持っている人が稀にいる。

しかし、ほとんどの人はそこまで髪を伸ばす不便さに耐えられないだろうし、自分の髪がマックスでどれくらい伸びるのかは検べられない。

 

ヒゲ脱毛を何度もやらなければならない理由

実は、毛周期(ヘアサイクル)というのは、ヒゲ脱毛をするときに意識せざるを得なくなる。(女性の方にはあまり関係ない話で申し訳ない。)

毎日剃っている人はわかりにくいが、ヒゲも毛周期のサイクルがあって、「成長中」のヒゲもあれば、「休止中」のヒゲもあるし、成長を終えて今にも自然と抜けようとしているヒゲもある。

ヒゲ脱毛は、光やレーザーで毛根の黒い部分を照射して行うものなので、ヘアサイクル上で休止しているヒゲは脱毛できない。

だから、数ヶ月おきに時間をずらして、何度も照射を行わないとちゃんと効果が出ない。

 

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