ヒゲ脱毛で後悔しないか?意外な盲点とリスクを解説【デメリットは?】

「ヒゲ脱毛に興味があるけど、ちょっと不安」という人は多いと思う。

「髭剃りの手間が無くなる」「青ひげを解決」「清潔感の向上」「肌が綺麗に」「女性からの評判が良い」など、メリットの多いヒゲ脱毛だが、不安になる最大の理由が、「一度やったらもとに戻せないこと」だと思う。

「もしヒゲ脱毛をやって、変なことになったらどうしよう」というのは、誰もが考えることだ。

今回は、ヒゲ脱毛で後悔しないために、「考えうるデメリット・盲点・リスク」を中心に解説していく。

あえて、「ヒゲ脱毛をしてから後悔する可能性のあること」を徹底的にピックアップしてみる。悩んでいる人にとっては、参考になるはずだ。

良くも悪くも、施術は何回もやる必要がある

まずヒゲ脱毛は、何度もやらなければならない。効果の薄い「光脱毛」はもちろん、より強力な「レーザー脱毛」でさえ、何回もクリニックに通うことが前提だ。

ごく普通のヒゲの濃さの人でも、5回ほどは通わないと、ヒゲが目に見えて薄くはならない。

完全に脱毛する場合は、10回〜15回ほどは通う必要はあるだろう。これは、デメリットでもあるし、メリットでもある。

何度も通わなければならないので大変だが、「ちょうど良いところでやめておける」というメリットもあるのだ。

「濃い青ひげに悩んでいるけど、完全に毛が生えなくするのではなく、ちょっと薄くしたい」というのであれば、いい感じの回数で止めておけばいい。数回試してみる程度では、そんなに大きくな変化がない。

ヒゲ脱毛は、良くも悪くも、「たった1回の施術で大きく変わる」というものではない。

 

痛みの問題

個人差はあるが、痛みはある。「たいしたことない」という人もいれば、「めっちゃ痛かった!」という人もいる。

一般的に、髭が濃い人ほど強く痛みを感じるという。よって、まだ髭が濃い最初の段階の施術ほど痛みが強い。

痛みに極端に弱い人であれば、施術中に後悔しだすことになるかもしれない。

メリットを考えれば、痛みくらいは我慢しておきたいところだが、痛みに関する感覚は人それぞれなので、一概には言えない。

「自分はすごく痛みに弱い」という自覚があるなら、施術前の相談の段階でそれを申告しよう。

「笑気麻酔」や「麻酔クリーム」で、痛みを麻痺させてくれるクリニックもある。

 

ダウンタイム、肌荒れの問題

ヒゲ脱毛後は、施術後に毛が自然に抜け落ちていくまでヒゲを剃ることができないので、普段よりもヒゲが濃く見えたり、炎症によって肌荒れが起こってしまう場合もある。

どれくらい酷いかの程度には、個人差があり、「特に肌の問題はなかった」という人もいれば、「白いニキビのような毛嚢炎ができてしまう」という人もいる。

いずれにしても、肌荒れなどのトラブルは、施術後の一時的なものであり、長期的なものにはならない。ヒゲ脱毛による肌荒れを長期的に後悔するという人はいないので、その点は安心していい。

問題があるとすれば、人前に顔を出す仕事をしているときだろう。ルックスが評価を左右する仕事をしているのであれば、ヒゲ脱毛の施術のすぐ後には、なるべく重要な案件は入れないほうが良い。

 

毛がまばらに生える可能性がある

これは意外な盲点だが、ヒゲ脱毛をすると、毛がまばらに生えることになる。

というか、「髭が薄くなる」=「髭の密度が下がる」なので、ヒゲ脱毛は、施術を繰り返すことによって髭の密度を下げていって、最終的にツルツルにする、という感じで行っていく。

一度にすべての毛を脱毛できないのは、髭には「毛周期(ヘアサイクル)」というものがあるからだ。

詳しくは、次の記事に書いているので、興味があるなら読んでもらいたい。

なぜヒゲや髪の毛は伸び続け、すね毛や脇毛は成長が止まるのか?

2019.01.07

髭にはサイクルがあって、1度の施術で、そのサイクルの毛だけしか脱毛することしかできない。

結果として、髭はもとよりまばらに生えることになる。

「まばらに生えると見栄えが悪くなるのではないか?」と心配になる人も多いだろう。これに関しては、個人差はあるものの、そこまで心配は要らない。

単純に髭の密度が下がって、髭が薄く見える、という人がほとんどだろう。

しかし、施術の技量が低いクリニックで、まばらに施術されてしまう事例なども報告されているので、ヒゲ脱毛のクリニックは、激安や怪しげなものを選ばずに、ちゃんとしたところを選んだほうがいい。

また、問題になりやすいのは、自分で「毛抜き」をした場合だ。

毛を自分で抜くと、その部分の「毛周期(ヘアサイクル)」が乱れてしまう。特定の部分だけを集中的に「毛抜き」していた場合、その部分だけうまく施術されないといったことが起こる。

男性の髭の「毛周期(ヘアサイクル)」は、一般的に2ヶ月〜3ヶ月と言われている。ヒゲ脱毛をするつもりなら、施術の2〜3ヶ月ほど前からは、故意に髭を抜かないようにしたい。

 

世間的にどう見られるか?(ヒゲ脱毛への偏見はあるか?)

「ヒゲ脱毛で後悔」というイメージから思い浮かぶのが、周囲や家族からの目だ。

男性の美容に関しては、まだまだ価値観が保守的な人が多く、女性にとっての「整形」と同じように見られるというのも、考えられないことではない。

ただ、そういう極端な事例もごく稀にあるとしても、基本的にはヒゲ脱毛に対する偏見というもの無い。たしかに、青ひげが目立つ男性がヒゲ脱毛をすることでルックスが大きく向上することはあるのだが、「なんでヒゲ脱毛なんてしたの?」と聞かれれば、「髭剃るのが面倒くさかった」と言えばいい。それでたいていの人は納得するだろう。

「整形」に関しては、例えば芸能人などが「この人は整形かどうか?」と審議されることはあるだろうし、偏見は根強い。

一方で、芸能人などが「この人はヒゲ脱毛かどうか?」が取り沙汰されるなんてことはまず無いと言っていいだろう。位置づけとしては、「歯のホワイトニング」と同じようなものだと思う。

 

後から髭をはやしたいと思うか?

「後から髭をはやしたいかどうか?」は、たしかに大きな問題だ。

完全にヒゲ脱毛をしてしまうと、もう後から生やすことができない。

多くの研究で、「女性は髭の無い男性を好みやすい」というのが実証されているが、「髭がかっこいい」という価値観を共有する集団がいることも事実だ。

髭を重視する文化として挙げられるのは、「イスラム教」だ。中東のイスラム圏では「髭を生やして一人前」みたいな文化がある。ただ、アジアでは基本的にヒゲがないほうが好まれやすい。

ここらへんに関しては、個人の価値観が強く反映されるところなので、よく考えよう。

「髭の濃さ」や「青ひげ」の解決が目的であれば、「薄くする程度の施術で止めておく」というのも一つの選択肢だと思う。

 

施術を受ける前に相談したほうがいい

ヒゲ脱毛は、医療機関で行うものだが、いきなり施術するわけではなく、「診察」というフェイズが必ずある。

心配なことがあれば、先生に直接不安を言ってみるといいだろう。(基本的にこの記事に書かれているのと同じようなことを言われるが。)

ヒゲ脱毛は、安くないサービスだが、回数が必要という性質上、初回の診察や最初の施術は「無料、もしくは格安」といった場合が多いというより、初回の診察などをちゃんとやっていないようなところは避けたほうが良い。

信頼度が高くおすすめできるクリニックを挙げるなら、「ゴリラクリニック」か「メンズTBC」。どちらもヒゲ脱毛の鉄板で、特別な理由がないのであれば選んで良いと思う。

ゴリラクリニック

ふざけた名前のクリニックだが、「レーザー脱毛」の鉄板で、施術の実績が多く信頼できる。シンプルに効率が良く、男性患者の人気を獲得している。


メンズTBC

「ニードル脱毛」を行うクリニックで、店舗数が非常に多いので、地方の人でも通いやすい。価格は高めだが、丁寧な施術が売り。気になる箇所の毛だけを無くす「デザイン脱毛」や、ツルツルにせずに良い感じ薄くする「減毛」など、色んなニーズに対応。



 

スポンサーリンク

コメントを残す