髪を傷つけずに白髪染めをできる、「白髪染めトリートメント」の使い方と、おすすめ製品を紹介する。
トリートメントは、染めずに髪を黒くすることができるので、白髪が気になり始めたくらいの人、まだ黒髪が混じっている人におすすめだ。
白髪染め「トリートメント」の使い方、ヘアカラーとの違い
白髪染めトリートメントは、「ヘアマニキュア」「ヘナカラー」などとも呼ばれ、髪を内側から染めるのではなく、外側からコーティングするタイプの「白髪染め」のことだ。
「ヘアカラー」をする白髪染めよりも、髪や頭皮へのダメージが少なく、アレルギー反応を見るパッチテストなども必要がないので、誰でも簡単に始められる白髪染めと言える。
白髪染め全般については、以下の記事により詳しく書いている↓
白髪染めトリートメントの使い方は、とても簡単だ。
風呂場か洗面所で、トリートメントを髪に塗って、5分ほど待ってから洗い流すだけ。
髪に塗るためには、業務用のヘアブラシがあったほうが便利。
手に染料がつくと取れにくいので、使い捨て手袋もあると良い。
塗って待つだけなので簡単だし、「内側から染める」のと違ってハードルが低いので、白髪を染めたい人はまずはトリートメントを試してみるといい。
デメリットとしては、定期的にメンテナンスしないと色が落ちること。
シャンプーと一緒に色が落ちていくので、数日に1回は塗り直す必要がある。
白髪染めトリートメントの選び方
まずは、「色」だが、同じ製品でも色のバリエーションがある。
白髪の比率が少なめであれば、濃い黒めの色のほうがいいかもしれない。
白髪の比率が多めであれば、ややグレーのものから試したほうが馴染みやすいかもしれない。
ただ、その人がやりたい髪色の感じや、人それぞれの髪質にもよるので、一概に言うことはできない。
なるべく良質なものを使ったほうが外れはないだろうが、高品質なものほど価格が高い。
白髪染めトリートメントは、仕上がりや使い心地が価格に左右されやすい消耗品だ。
それなりの値段のものを使ったほうが、染まり方や色落ちのしにくさは格段に良くなるが、自分の財布とも相談する必要がある。
おすすめの白髪染めトリートメントを紹介
リライズ 白髪染め リ・ブラック (自然な黒さ) ふんわり仕上げ 男女兼用
男女兼用、無香料で、オーソドックスな白髪染め。初めて白髪染めをしようとする人におすすめしたい定番。
白髪染めトリートメントとして、特別安いわけではないが、期待を裏切らないしっかりとしたクオリティ。
塗っている不快感などがなく、とても使いやすい。
「ブラック」の他には「グレー」のカラーバリエーションがあり、「ふんわり仕上げ」と「まとまり仕上げ」の2種類があって、シンプルで選びやすい。
毛量が少なめの人は「ふんわり仕上げ」、毛量が多めの人は「まとまり仕上げ」がいいだろう。
サロンド プロ EXメンズヘアマニキュア
男性向けの格安ヘアマニキュアで、コストパフォーマンスの高さが売り。
はりとコシを髪に与えてくれるトリートメントだが、価格が安いぶん、やや大雑把なつけ心地。
「ナチュラルブラウン」「ダークブラウン」「ナチュラルブラック」のカラーバリエーションがある。
サロンド プロ ヘアマニキュア・スピーディ
「サウンドプロ ヘアマニキュア」の女性向けバージョン。
安さが売りの人気製品。
「ライトブラウン」「ナチュラルブラウン」「アッシュブラウン」「ダークブラウン」というカラーバリエーションがある。
Naiad(ナイアード) ヘナ+木藍 黒茶系
白髪染めは「ヘナカラー(ヘナ染め)」と呼ばれることもあるが、ヘナという染料になる植物を髪に塗ることで、白髪染めをする。
ヘナは、染毛力とトリートメント力を兼ね備えた、天然の白髪染めなのだ。緑色の植物だが、髪に塗ると黒っぽい色になる。
値段はお高いが、化学成分を使わないトリートメントとして、一部の層からは絶大な人気がある。
ヘナカラーが気になるのであれば、試してみるといいかもしれない。
髪質によって合う合わないがあるし、短髪の男性にはあまり合わない可能性が高いかもしれない。
Root Vanish 白髪染め
上質で最高な白髪染め。
通販などで特別な白髪染めを買わずとも、これで十分に最高峰に思える。
仕上がりの良さ、使い心地の良さ、色持ちの良さは、低価格のものと比較にならないほど優れている。
もともとの髪よりも潤いがアップしたような仕上がりになり、見た目にこだわるのであれば間違いなく信用できる一品。
無添加にこだわっているので、髪や頭皮にも優しい。
通常の白髪染めトリートメントの2〜4倍ほどの価格だが、それだけの価値はある。
自分は長くこれを愛用している。他の白髪染めトリートメントにガッカリした経験のある方は、一度これを試してみてはいかがだろうか。
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