『チェンソーマン』は今のジャンプの中で断トツ!藤本タツキが天才すぎる件!【感想・レビュー】

おすすめの漫画の紹介&レビューをやっていこうと思う。

今回紹介するのは、藤本タツキ先生の『チェンソーマン』だ。

「週刊少年ジャンプ」で2019年1月から連載されている漫画で、現在(2019年10月)時点では、単行本で第4巻まで出ている。

ネタバレには配慮しながら、チェンソーマンの魅力を伝えていきたい。

まさか藤本タツキが少年ジャンプ本誌で連載するとは思わなかった!

藤本タツキ先生は、ジャンプのウェブコミック版「ジャンプ+」で『ファイヤパンチ』という漫画を連載していた。

その『ファイヤパンチ』というのが、かなり尖った内容で、「やべー漫画家が現れた」と思ったのだが、まさか次はジャンプ本誌で連載になるとは思わなかった!

作風を考えると刊ジャンプ本誌はあまり向いていないんじゃないかと思ったからだ。

案の定、『チェンソーマン』は、「これをジャンプで連載していいのか?」というくらい、けっこうエグい内容の漫画だ。

 

それでも、藤本タツキ先生のヤバい部分と、少年誌的なレギュレーションがいい感じに調和されて、これまでにない傑作となっていると思う。

『ファイヤパンチ』は、第1話のキャッチーさと比べて、巻数が進むごとに失速していった印象だが、『チェンソーマン』は、話数が進むごとにどんどん面白くなっている。

『HUNTER×HUNTER』が休載中の今、ジャンプ連載の中でもっとも楽しみなのが、この『チェンソーマン』だ!

 

人を害する「悪魔」が登場するエグい世界観

『チェンソーマン』の世界には、「悪魔」という、人間を害する存在がいる。そのため、悪魔と契約して悪魔を倒す「デビルハンター」という職業が存在する。

それだけだと、わりとありがちな設計に思えるけど、「悪魔」は例外なく人の死を願う特性を持っていて、契約して悪魔の能力を使わせてもらうためには、身体の一部とか、残りの寿命などの代償が必要だ。この設定がエグい!

 

少年誌としてはありえないくらいエグい悪魔の設定は、「やっぱりファイヤパンチを描いた人の作品だ!」という感じがする。

少年ジャンプ的な明るさとは対局にあるような設定で、「なぜこのような作品を少年ジャンプでやろうと思った?」という部分もありながら、ジャンプっぽい王道を意識することによって、良い意味で「楽しく読みやすい」内容にもなっている。

個人的には、ここ数年でも最高の作品なのだが、ジャンプの読者層に受けるのかは謎で、打ち切りが不安なので久しぶりにアンケートを出そうかと思っている。

幸いなことに、現時点では打ち切られる気配はないが、このような記事を書くことで、ひとりでも多く『チェンソーマン』のファンを増やせたら幸いだ。

 

会話や、表情のひとつひとつが、とても良い

少年ジャンプらしく、戦闘シーンが多い漫画なのだけど、会話のテンポとか、キャラの表情とか、そういうの細かいところが「とても良い」のだ。

例えば下のページは、主人公「デンジ」と登場人物「姫野」の何気ない会話シーンなのだけど、セリフの機微や細かい表情が絶妙で、何度も読み返したくなる魅力がある。

 

舞台は現代日本だが、描写が素晴らしく、魅力的なキャラがたくさんいるので、『ファイヤパンチ』と違って日常系シーンが楽しい!

 

まあ、日常があるからこそエグさが際立つとも言える。

心の弱い人、悲惨なシーンが苦手な人には、あまりおすすめできない漫画だ。

 

やはりジャンプは侮れない!

自分は、もういい齢したオッサンなので、流石に「ジャンプを毎週楽しみに……」という感じでもなくなってきた。(いちおう電子版は毎週購入しているが)

ただ、『チェンソーマン』は、久々に痺れるものがあった!

「そろそろジャンプは卒業かな」と思っていたが、『チェンソーマン』が連載している限りは定期購読し続けるだろう。

「少年ジャンプ公式サイト」などで無料試し読みができるので、気になった人はぜひ!

『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

 

スポンサーリンク

コメントを残す