Amazonで買えるケーブル型イヤホンのおすすめを紹介&解説【有線イヤホン】

この記事では、ケーブル型のイヤホンのおすすめを紹介していく。

ここで紹介しているのは、無線で繋がるタイプのイヤホンではなく、有線でイヤホンジャックに差し込んで使うタイプの「ケーブル型イヤホン」だ。

無線の「ワイヤレスイヤホン」を買おうと思っている人は、

Amazonで買える無線イヤホンのおすすめを紹介【ワイヤレス・Bluetooth対応】

2018.06.28

のほうを参考にしてくれ!

ドラゴン忍者
どうやってイヤホンを選べばいいのか?という解説からやっていくが、面倒くさいなら飛ばし読みして、「おすすめの紹介」から読んでほしい。

 

カナル型イヤホンの特徴

現在のイヤホンのスタンダードになってるのが「カナル型」というタイプだ。

柔らかい耳栓のようなイヤーピースを耳に差し込んで使う。耳栓タイプだからフィット感があって外れにくい。ランニングしながら音楽聴くこともできる。

欠点としては、耳に詰めるので、圧迫感や閉塞感を感じる人もいることだろう。長時間耳に入れてると疲れてくる。ただ、イヤホンというのはすべてそういうものだ。

今の人気イヤホンはほとんどがカナル型だし、個人的にもカナル型のイヤホンを推奨する

 

インナーイヤー型イヤホンの特徴

カナル型みたいに耳にフィットするタイプではなく、耳にハメるようにしてつける。

耳の形によっては装着できない人もいるし、固くてつけ心地もよくはないが、耳栓タイプではないのでフィット感・圧迫感は少なめ。

聴き心地は悪くなく、カナル型に比べて音の広さ・臨場感を感じやすくなっている。

ただ、音漏れしやすいので、電車の中などでインナーイヤー型イヤホン使うのは迷惑だからやめてほしい。仕事中に室内で使っていてもけっこう迷惑かもしれない。

俺はあまりインナーイヤー型が良いものだとは思わないので、カナル型を推している。

というより、インナーイヤー型は最近はあまり作られていない。この記事でおすすめしているイヤホンもすべてカナル型タイプのもので、インナーイヤー型は一つもおすすめしていない

 

ハイレゾ対応ってどういうこと?

「ハイレゾ音源」は、CDよりも音の情報量の多い形式で、それに対応しているのが「ハイレゾ対応」のイヤホンだ。

曲をCDとかMP3とかYouTube動画にするとき、原音をデジタル化しなきゃいけないんだけど、その過程で音の情報量は劣化してる。

生で聴く音と比べて、YouTubeで聴く音のほうが情報量が少ない(圧縮されている)というのは、感覚としてなんとなくはわかると思う。

「ハイレゾ音源」は、圧縮率が少なくCDよりも音の情報量が大きく生音に近いとされている。

ただ、せっかくの「ハイレゾ音源」でも、イヤホンがそれに対応してないと意味がない。ハイレゾで聴きたいものがある人は、「ハイレゾ対応」のイヤホンを使う必要がある。

ただ、音の細かさが十分に耳に伝わればいい音に聴こえるというわけでもないし、細かい音をイヤホンで聞くと気持ち悪くなる人とかもいるので、ハイレゾ対応だから良いイヤホンとは限らないぞ!

ドラゴン忍者
YouTubeで音楽を聴くならハイレゾにしても意味がない。YouTubeは形式的にハイレゾに対応できないので、もしYouTubeで「ハイレゾ音源」という動画を見つけてもそれは嘘だぞ!

 

イヤホンによる音の違いっていったいどれくらいのものなの?

人間の耳には限界があるので、細かすぎる音は訓練しないと感じ取れない。5000円以上のイヤホンを買えばその上限には突き当たると思う。

「やっぱハイレゾ音源いいわ〜」とか言ってる人も本当に違いがわかっているかは疑問だ。

ただ、高級なイヤホンはノイズが少ないので、安いものと比べた場合ははっきりと良い音に感じると思う。

あと、音の聞こえ方に最も影響してくるのは、「低音・中音・高音のどれが強調されてるか?」だ。

一般的な歌謡曲で使われている楽器で言うなら

  • 低音……ベースやキックなどの低い音。低音が強いと迫力があるように聴こえる。
  • 中音……たいていの楽器は中音をカバーしていて、低音寄りか高音寄りかにわかれる。
  • 高音……タンバリンやアコギなどの高い音。高音が強いと音がクリアに聴こえる。

という特徴が大まかにある。

低音と中音と高音のバランスによって聞こえ方は違ってくるのだが、ここらへんは、実は、好みの問題としか言いようがない

そのときどきの状況にもよって、例えば、映画を見るときは高音がしっかり効いてると迫力があるように聴こえるし、英語のリスニングなどをするときは低音が押さえられて高音が強いほうが聞き取りやすい、みたいな違いがある。

だから、「低音の迫力があるのが良いイヤホン!」「高音が強調されていれば良い音!」というわけでは必ずしもない。

最近のイヤホンは、プロのエンジニアができるかぎり万人にとって良い音になるような設計をしているので、人気になっているものを買えば、そんなに変な音がすることはない。

この記事では、俺が間違いないと感じたおすすめイヤホンを厳選して紹介しているので、紹介されている中から選べば大きく失敗することはないと思う(多分)。

 

「ワイヤレス」と比較しての「ケーブル型イヤホン」のメリット

最近の人気イヤホンは、無線で接続するワイヤレス型が多い。

通学や通勤中に使いたいならワイヤレスはオシャレだし便利だが、ケーブルイヤホンにも利点はたくさんあり、

  • 音質が良い
  • (同じレベルのワイヤレス型と比べて)値段が安い
  • 接続が簡単
  • 充電する必要がない
  • 疲れにくい

などなど、優れたところは多い。

多くのワイヤレス型イヤホンが、落とすとまずいので耳にしっかりはめるタイプになっているのに対して、ケーブル型イヤホンは、軽く耳にフィットする形のものが多いので、圧迫感は比較的感じにくい

また、音質の良いイヤホンが、比較的安い値段で買えるというのもケーブルタイプのメリットだ。

ドラゴン忍者
室内で使う用のイヤホンなら、ワイヤレスよりもケーブルのほうが使い勝手がいい場合も多いだろう。

 

おすすめケーブル型イヤホンを価格順に紹介

俺が実際に使ってみて良いと思った有線イヤホンを厳選して紹介していく。

価格が安いものから順番に紹介する。

クソな製品は紹介していないので、クオリティは価格にほぼ比例すると思う。予算に応じて決めるのが良い。

どれも「間違いない」と思える製品なので、値段の割に損するということはないと思うが、Amazonレビューなども参考にしながら、最終的には自分で決めてほしい。

ちなみに紹介してるのは全部カナル型のタイプだ。

 

パナソニック カナル型イヤホン ブラック RP-HJE150-K

値段は1000円以下。

格安イヤホンの定番中の定番。

必要十分の性能があって、とにかくめっちゃ安い。

スマホを買ったりすると付属でイヤホンがついてくるけど、そういうのよりは全然マシな性能。

イヤホンは100均やコンビニとかでも売ってるけど、適当なイヤホン買うくらいなら、最低限の品質があるこれを選んで欲しい。

カラーバリエーションも豊富だし、形状もデザインも無理なくイイ感じ。コードの長さも調整できるので困らない。ロングセラーになるのも納得の製品。

「無難なイヤホンが欲しい」って人はこれを買っとけ!

 

SoundPEATS(サウンドピーツ) B10

1500円以下。

この値段でこのクオリティは驚異的。

サウンドピーツはワイヤレス型でも人気商品をたくさん出してるメーカーだが、丈夫で安定感がある。

安めのイヤホンって低音があんまり出ないことが多いんだけど、これは低音・中音・高音とまんべんなく出てる。バランスの良い音質だと思うが、他のイヤホンに慣れてる人にとっては低音がうるさく感じるかもしれない。

ややゴッツイ感じのデザインだが、値段に対して文句なしの性能を持つ良イヤホン。

 

Chalked X100

値段のわりに、バケモノみたいなスペックのイヤホン。

このレベルの製品が2000円代というのは驚異的。

マイクもついているので、チャットなどにも使えるが、さすがにマイクの性能はそれほど高くはない。

やや脆く、長期間使うと壊れやすいのが欠点ではある。ただこの価格帯のイヤホンは消耗品なので、ある程度使って壊れるのはしかたない。

音質は非常に良く、音がクリアすぎるので、人によっては不快に聞こえてしまう可能性もある。

 

ARKARTECH T6 高音質イヤホン

ここから、ワンランク上の「世界が変わる」イヤホンになってくる。

素人が聴き比べても「良い音に聴こえる!」とハッキリわかるレベル。

低音・中音・高音のクセがなくバランスが良いので、音楽、映画、ゲーム、語学リスニングと、どんな用途に使っても満足できるだろう。

セール価格3000円前後でこのクオリティはヤバい。

価格の安さを考えれば、デザインがダサい以外は完璧なイヤホンだ。

 

final E3000 カナル型イヤホン FI-E3DSS

4500円程度で買えるイヤホンだが、リバーブが効いたような立体感のある高音質で、誰が聴いても「あ、いい音!」と感じるような製品だ。

安いイヤホンと比べて、わかりやすく「音の良さ」が実感できると思う。

全体として音の響きが良いバランスに仕上がっているのみならず、繊細なニュアンスや空気感まで伝えてくれる、とても作り込まれたクオリティ。

クラシック音楽などの鑑賞にも十分に堪えるのではいかと思われる。

ステンレス筐体のシンプルかつ高級感のあるデザインで、つけ心地も非常に良く、文句の付け所が見つからない。

値段とクオリティを考えると、数あるイヤホンの中でも特におすすめできる一押しのイヤホン

普段から普通の安いイヤホンを使っている人で、ちょっと良い音のやつに手を伸ばしてみようかな〜と考えているのであれば、ぜひこの製品をおすすめしたい。

 

PHILIPS SHE9730 イヤホン カナル型 ハイレゾ対応 ブラック SHE9730BK

6000円程度の価格で買える超高音質の高級ケーブル型イヤホン。

アジカンのボーカルである後藤正文もこの製品を評価していたので気に入ったが、値段に対してのクオリティも高く、ナイスなイヤホンだと思う。

シンプルなデザインだが高級感があって、つけ心地も最高。シンプル・イズ・ベストな高級品って感じがする。

中高音が主体なのに深みを感じるという、「普通に聴いていて心地よい」、ユーザーに寄り添った設計。

やや低音が少なめに感じる音のバランスだが、ちゃんと計算されていると思う。洗練された音で、少ない音量なのにめちゃくちゃクリアに聴こえる。高級イヤホンだけあってノイズも少ない。

一番のメリットは「疲れにくい」ことで、長時間イヤホンを使う人には特におすすめ。

仕事しながら作業用BGMを聴いたり、映画などをイヤホンで見るという人であれば、十分に値段以上の価値を得られるだろう。当然ながら音楽を聴くときにもおすすめだ。

 

RHA MA750 ハイエンドイヤホン カナル型

1万2500円程度で、文句なしの高音質イヤホン。

1万円以上のイヤホンともなると、なかなか怖くて買えないという人が多いと思うが、「RHA」の高級有線ヘッドホンは間違いがないクオリティを誇る。

これ以上なく精密でクリアな音質で、この音に文句を言う人はまずいないと思う。

変な色気を出さず、とことん「良い音」にこだわっている。

「好きなアーティストの曲をなるべく良い音で聴きたい!」という人には、間違いなくおすすめできる。

逆に、音質の粗い違法アップロードの音源などを聞くと、ノイズなどがはっきり聞こえすぎてしまうのでストレスが溜まる。

音質が研ぎ澄まされているぶんだけ、聴き疲れてしまうことも多いので、長時間使い続けたり、オンラインゲームなどに使用するのには不向きかもしれない。

 

RHA T20 ハイエンドイヤホン カナル型

イヤホンマニアから絶対的に評価されているケーブル型イヤホンがこれ!

価格は約2万円!

自分が知る限りで、最高の有線イヤホン。

「PHA MA750」も素晴らしいが、価格が大丈夫な人はぜひこちらを検討してみて欲しい。

「DualCoil(デュアルコイル)ダイナミックドライバー」という、内側と外側に独立したボイルコイルを1つづつ配置するシステムを採用していて、繊細な音の解像度がそのまま伝わるようになっている。

繊細で軽やかだが、迫力がしっかり伝わる。しっくり来るような心地よさがある。

(値段の高さに目をつむるなら、)言葉で言い表せないクオリティを持った、本当に素晴らしい製品だ。

決して安い買い物ではないので、Amazonレビューなども参考にしながら購入を検討してみてほしい。

 

関連記事の紹介

Amazonで買える有線イヤホンの紹介は以上になる。

この記事ではイヤホンを紹介したが、自分はヘッドホンに関してもけっこう詳しい(むしろそれが本職)ので、よかったら「おすすめヘッドホン記事」も参考にしてみて欲しい。

おすすめヘッドホンを紹介&解説!コスパ最強、高音質、ワイヤレスなど音楽マニアが厳選比較

2018.11.12

 

また、音楽の趣味が合うかはわからないが、「最近(平成生まれ)のアーティストのおすすめ曲紹介&解説記事」も書いているので、興味のある人は読んでいってほしい。

【曲紹介】平成生まれ最近のアーティスト人気おすすめランキング!【日本人ミュージシャン】

2018.10.15

 

最近のボカロ曲紹介記事」も書いている。ボカロが好きな人はこちらをぜひ!

【2017年以降】最近のボカロ曲のおすすめを紹介【人気ボーカロイド神曲・名曲】

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