初心者がプログラミングを学ぶためのおすすめ入門書

プログラミングに興味があるけど、何をやったらいいのか全然わからない、という人に向けて、おすすめのプログラミング入門書を紹介していこう。

ただ、個人的には、あまり教科書的なプログラミングの学習は推奨していない。プログラミングは、座学よりも「作りながら学ぶ」ほうが身につきやすいからだ。

プログラミング勉強法の重要な考え方については以下、

初心者向けプログラミング勉強法!最初に理解すべきプログラマーにとって一番大事なこと

2018.06.24

の記事に詳しく書いたので未読の人は参考にして欲しい!

何を作りたいかも決められない人、そもそもの常識的な知識が不足している人は、書籍を買って勉強したほうがいいかもしれない。

「プログラミングを組み始める」というイメージが湧かず、最低限の知識が覚束ないのであれば、書籍で学んだほうが効率的

本の利点は、知識が体系的にまとまっているところだ。プログラミング初心者かつ、中高で勉強をしっかりやってきた土台がある人は、最初に限っては書籍での勉強を推奨できる。

  • プログラミングを勉強する意欲がある
  • プログラミングやITについてあまり詳しくない
  • パソコンとか機械がそれほど得意ではない
  • パソコン音痴を解消したい
  • 教養としてある程度のITの知識が欲しい
  • ドットインストールなどの動画サイトを見てもコードを書ける気がしない
  • 中学や高校時代の勉強がそんなに嫌いではなかった

に当てはまる人にとって、特におすすめできる本を、この記事では紹介している。

よかったら参考にしていってくれ!

 

背景知識を身につけるための書籍

具体的なプログラミングの記法に入る前に、「そもそもプログラミングって何よ?」ってところから学んだほうがいい人もいる。

パソコンにのめり込んだりした経験のない人は、ウェブやアプリの仕組みなどを一から体系的に勉強して、プログラマーにとっての常識をまずは身につける必要がある。

初心者からすれば、訳のわからないままコードを写経するよりも、基礎的な知識を学んだからやったほうが、効率も良いしストレスも少なくなる。

まったくの初心者も想定しているので、本当に初歩的な本から紹介していく。全部は読まなくていいよ。Amazonのレビューなども参考にしながら、自分に必要だと思うものを選んでくれ。

 

『世界一わかりやすい! プログラミングのしくみ』サイボウズ

「そもそもプログラミングって何よ?」というレベルのパソコンが苦手な人が、基礎というより常識レベルの知識を勉強したいのであれば、この本は悪くない。

小中学生向けの内容で、本当に初歩的だが、ここらへんの常識をしっかり押さえておくことは必須だ。

義務教育レベルなので、本当にパソコンが苦手な人向け。

この本に書かれているようなことは、仮にプログラミングをやらないにしても知っておくべきだろう。

 

『教えて♪ プログラミング まずはなんとなく分かることが大切よ!』高橋与志

これもかなり基礎的だが、上の本よりはやや高度なことを扱っている。ただ、まったくの初心者でも読み進められるほど易しい。

会話形式で進んでいき、あえてコードを一切出さず、プログラミングをする上で必要な原理原則を解説していく。

初心者が「プログラミングの考え方」を理解するための大きな助けになるだろう。

 

『ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん』大澤文孝

基礎的な内容だが、実践的でもあってめちゃくちゃ良い。ウェブの本質的なところをちゃんと解説できている良書。

ウェブの基礎がわかりやすく書かれている本は貴重だ。

誰もがブラウザを使ってネットサーフィンをしていると思うが、その背景の原理的なところを知ることができる。

ウェブにあまり興味がないという人でも、プログラマーを目指すのであれば読んでおいて損はないはずだ。インターネットやプログラミングについての教養が欲しい人にもおすすめできる。

 

『おうちで学べるプログラミングのきほん』河村進

こちらは、ウェブではなく、「ハードウェアとプログラムの関係」や「OSとプログラミングの関係」など、ハードウェアにフォーカスしたプログラミングの解説本。(ウェブに関しても解説されてる。)

講義と実習形式になっていて、大学の授業のような形で独学できる。

それなりに高度で、最後まで理解するのはやや根性がいるかもしれないが、プログラミングをやる上では非常に重要な内容が書かれている。

プログラミングの背景知識に関する解説書としてはかなりクオリティが高い。

 

『アルゴリズムを、はじめよう』伊藤静香

これは必ずしも読まなくてもいいが、すげえわかりやすい良書ではある。初心者にとってかなりとっつきやすい。

「アルゴリズム」の解説書だが、プログラミングをやる上で必須な「配列」などの仕組みがなぜあるのか、どういったコードを書けばいいのかがなんとなくわかる。

初心者のうちはアルゴリズムを学ぶ前にやることがたくさんあるのだが、「プログラミングを書く」ことへの抵抗感をなくすために、本書に目を通しておくのは無駄ではないだろう。

 

『プログラムはこうして作られる〜プログラマの頭の中をのぞいてみよう』平山尚

ゲームクリエイターがプログラミングのやり方を解説した本。けっこう気合が入っていて、Sunabaとかいう勉強用の独自言語を定義して、テトリス的なやつを作る。

かなり低いレイヤで一から作っていくので、原理的なところからプログラミングを理解したいという人に向いている。

個人的には、なかなか好感の持てる良い本だと思うが、けっこう分厚く記述も冗長。ライブラリなども使わず本当に一から作っていくので、実践的なプログラミングとは言えない。Unityだともっとずっと簡単に書ける。

しかし、基礎的な知識なので無駄になることはなく、Unityなどを使う上でも役に立つ「プログラミングの考え方」が身につく。ただ、かなり長いので、根性がないと心が折れてしまうだろう。

初心者向けの本だけど初心者にはハードルが高いという難点がある。大学受験などをしっかりやった人にはハマるかもしれない。

「根本から理解しないと気持ち悪いんだ!」というタイプの人にはおすすめ。

 

言語別のおすすめ入門書

前提となる知識をざっくり身につけた後は、言語ごとの入門書に取り組んでみよう。

「プログラミング初心者はどの言語がおすすめ?」という質問はよくあるが、悩む必要はない。プログラミング言語は、自然言語ほどの大きな違いはなく、ある程度プログラミングができる人は、初見の言語でも調べながらなんとなく使うことができる。

「ドイツ語をやるかスペイン語をやるか?」は大きな選択だが、「JavaをやるかRubyをやるか?」はどちらでもいい些末な問題だ。プログラミングの場合は一つの言語を覚えるのに対した時間はわからないし、どちらともやればいい。

複数のプログラミング言語を学ぶことによって、言語ごとに思想や仕様の違いが理解できるようになっていく。だから、職業プログラマーになるためには、複数の言語を触っておかなければならない。

よっぽどクセのある変な言語じゃない限り、最初に学ぶプログラミング言語はどれでもいい。

本に載っているサンプルプログラミングを写経(自分でコードを移して動かしてみる)していけば、プログラミングがだいたいどんな作業なのかイメージできるようになろうだろう。

 

『これからWebをはじめる人のHTML&CSS、JavaScriptのきほんのきほん』たにぐちまこと

HTMLやCSSはプログラミング言語とは言えないが、プログラマーであればなんとなく理解しておくことは必須だ。

ウェブエンジニアを目指すのであれば、本書に書かれていることは身につけておきたい。

本書はなかなか良い本。最新版だけあって、内容も古びておらず、初心者でもわかりやすい内容になっている。

ウェブ系の勉強を始める一番のメリットは、何か作ったときに公開して見てもらいやすいことだ。成果物までのハードルが低いのは大事。

たとえプログラミングと言えるほどのコードを書いたわけではなくとも、HTML、CSS、JavaScriptを使って自分のウェブサイトを公開できれば、最初のハードルは突破したと言っていいだろう。

 

『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』狩野祐東

なんだかんだでプログラミングは、JavaScript一番とっつきやすいのではないかと思う。

環境設定が簡単だし、ググって参考にできそうなサンプルコードも多い。

Javascriptを丁寧に解説した本で、なかなかわかりやすい。jQueryやAjaxからはそこそこ難しいので、初心者のうちは理解できなくても仕方ない。

ウェブプログラマーを目指すのであれば、どちらかと言えば上の本のほうが良いが、こっちもおすすめ。

 

『3ステップでしっかり学ぶ Ruby入門』竹馬力

非常にわかりやすく、必要なことがちゃんと書かれていて、初心者には特におすすめしたい良書。

環境構築から、ライブラリの活用法、実践的なアプリの作り方まで、無理のない順番で書かれている。

やや値段はするが、数あるプログラミング初心者用の本の中でも文句なしによくできている。

 

『たった1日で基本が身に付く! Ruby on Rails 超入門 たった1 日で基本が身に付く!』竹馬力

HTML、CSS、JavaScript、Ruby、Ruby on Railsを覚えれば、本格的なウェブアプリケーションを作ることができる。

Ruby on Railsがそこそこできれば、プログラマーとして多くの企業で働くことが可能だ。

わりと最近出た本だが、初心者にとってわかりやすく書かれていると思う。

上で紹介した『ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん』でウェブに関する知識を押さえ、JavascriptやRubyの入門書を終えたなら、本書をやってみることをおすすめする。

 

『スッキリわかるJava入門』中山清喬

かなり評価の高いプログラミングの入門書。定番中の定番なので、Javaを使う予定がない人でも読んでおいて損はない。

オブジェクト指向、クラス、、エラー対応など、プログラミングをやる上で重要なエッセンスが詰まっている。

 

『独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで』コーリー・アルソフ

やや難易度が高いが、非常に良い本で、プログラミングに慣れた人が読んでも満足できる内容。訳もわかりやすくて見事。

機械学習で使われるので現在注目を浴びているPythonだが、Webスクレイピングなどもしやすく、色んな楽しいことがしやすい言語だと思う。本書はPythonを使うつもりのないプログラマーにとっても役立つ。

Githubなどプログラマーにとって重要なサイトの使い方や、学習の指南なども書いてあって、素晴らしい内容。

プログラマーを志す初心者にはぜひ読んでほしい名著。

 

入門書でプログラミングを勉強するときの注意点

書籍のメリットは、体系化されていて、全体を見渡しやすいところだ。復習や反復練習もしやすいので、初心者は書籍で学んだほうがいい場合も多いかもしれない。

途中途中でうまく理解できないところに付き合ったら、そのワードを検索して調べてみるといいだろう。「すぐに調べる」というのがプログラミングをする上ではとても大事だ。

紹介したほとんどの本は、パソコンを起動した状態で、手を動かしながら学ぶことを推奨している。最初のうちは時間がかかったり、ささいなミスでうまくいかなくてストレスが溜まったりするかもしれないが、実際に手を動かして自分で動かしてみないとプログラミングは身につかない。

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