「YouTube(ユーチューブ)」の面白いおすすめチャンネルを、ランキング形式で紹介していきたい。
最近は一日中YouTubeを見ている「ユーチューブ視聴おじさん」と化してきたので、面白い動画を共有する企画だ。
ランキング形式で紹介しているのが、ユーチューバーに序列をつけたいとか言うのではなく、あくまで個人の独断と偏見で、おすすめ度合いを決めている。
各紹介には、特におすすめの動画へのリンクのリストと、個別に書いた紹介記事へのリンクをつけている。
面白いYouTubeチャンネルを探している人にとって、参考になる記事が書けていたなら幸いだ。
無職旅

「旅行系の動画」は、YouTubeでもわりとめずらしい。
普通の人は、そんなに頻繁に旅行に行く時間もお金もないからだ。
「無職旅」は、世界中を気ままに旅して、その記録を動画で綴る。
現地のことをしっかり紹介するとか、そういう気負いもなく、等身大のゆるい旅が続くのがとても良い。
旅行系コンテンツが好きで、投稿主と波長が合う人は、かなりハマるのではないだろうか。
ややマイナー寄りのチャンネルだが、動画のクオリティも高く、もっと評価されてほしいと思う。
打ち切り学会

もともとは「ニコニコ動画」で投稿していたが、「YouTube」でも同じように投稿され始め、漫画系の人気チャンネルに。
顔出し動画ではなく、「ゆっくり解説」だが、「顔出しを避けるインターネットの文化」が色濃く残ったコンテンツ。
少年ジャンプなどに連載され、志半ばで散っていった「打ち切り漫画」を紹介していく。
愛と悪意が詰まった毒舌解説で、人を選ぶが、めちゃくちゃ面白い!
驚くほどのユーモアと教養があって、「少年漫画」と「ニコニコ動画」が好きだった人は、一度見てみてほしい。
ディーサンd-sun

「メンズ美容家」で、筋トレや美容などの情報を発信している。
企画として、「太ったり痩せたり」を繰り返していて、それがめちゃくちゃ面白い。
コンテンストに出るために極限まで身体を絞ったあとに、爆食いして激太りして、さらにコンテンストに向けて絞る……という、すげー身体に悪そうなことをしている。
しかも、ちょっと痩せて太っての次元ではなく、20キロ以上の増減を半年とかの期間でやる。
ダイエットや美容に関心がある人はもちろん、純粋にコンテンツとして面白い。
美容家だが、ナルシスト的な感じがせずに、常に視聴者を楽しませようとする姿勢が良い。
Leo the football TV

サッカーを解説するチャンネルの中でも最大手。
サッカーの知識や視点はもちろん、しゃべりが面白いので、ずっと楽しく見ていられる。
単なるサッカーオタクに留まらず、本人のエンタメ力が高いのが、人気の理由でもあると思う。
自分はこのチャンネルを通して、日本だけじゃなく、欧州サッカーにも詳しくなった。
よく生放送での解説もやっていて、DAZNとの2窓で、「レオ」さんの解説を聞きながらサッカーの試合を見ている。
あまり詳しくない初見の人向けの動画もたくさん出しているので、少しでもサッカーに興味がある人なら楽しめると思う。
サッカーの「深さ」を知るキッカケになるし、日本のサッカーIQの向上にも一役買っているだろう。
ぱくゆう

おすすめの曲紹介や、楽曲分析などの動画を投稿し、自分でもアーティストを目指しているユーチューバー。
人気曲を、音楽理論などの視点から分析する。音楽をやっていた人や、曲をより深く楽しみたいという人にとっては、面白いし、勉強になる。
「音楽を理論的に解説」という、わりと叩かれやすい企画をやっているのだが、正統な教育を受けた人らしい公正さがあって、とても好感が持てる。
自らもクリエイターとして活動しているからか、単なる理論的な解説に留まらず、様々な視点から音楽を解説できる知識と経験を持った人だと思う。もっと人気になってほしいチャンネルのひとつだ。
ウタエル

時事ネタや炎上ネタなどを、「替え歌」や「オリジナル曲」で紹介するユーチューバー。
人気ユーチューバー「ラファエル」のパロディとして、白い仮面を被っている。シバターの弟子でもある。
「どうしてこのレベルのものをこんな短期間に作れるのだろう?」と言うくらい、どれも質が高い。
適当な替え歌ではなく、しっかり歌詞が考えられていて、リミックスなどもおそらく自分でやっている。
相当な実力を持っているのに、それをエンタメに全振りしているのが面白い。
1本の動画が数分で終わるし、時事ネタを知るキッカケにもなるので、ユーチューブ界隈などにアンテナを伸ばしたいなら、登録しておきたい。
マッスルグリル

筋肉系ユーチューバーの中でも、独特のユーモアと、幅広い人たちとの繋がりがあって、常に楽しく見ていられるのがこのチャンネル。
フィジーク競技などに出場している、イケメンマッチョおもしろおじさんである「シャイニー薊」と、「スマイル井上」のコンビ。
「シャイニー薊」さんは、調理師もやっていて、料理が得意。
美味しくダイエットできる「オリジナル減量食」の紹介や、自然の素材を使ったバーベキューなど、「マッスルグリル」のチャンネル名のとおり、料理系の動画が多め。
筋トレ動画や、街歩き動画を始め、様々な企画にもチャレンジしている。ただのマッチョではなく、癖になる面白さがある。
青髪ピピピと黒髪ピピピ

YouTubeには、借金額や自堕落な生活を晒す「底辺ユーチューバー」というジャンルがあるのだが、その中でも個人的に一番好きなのが「ピピピピピ」さん。
「引きこもりニート」である自分の生活をコンテンツにしているのだけど、動画に「作品性」があって、無職の人間とは思えないくらい、クオリティがめちゃくちゃ高い。
「底辺系ユーチューバー」は、動画の作り方とかもあまり上手ではなかったりすることが多いのだが、「ピピピピピ」さんは、「ADHD(診断を受けた様子も動画で公開)」的な、異常なこだわりを発揮して、動画はやたらと作り込む。
トークにも普通じゃないものがあって、病的なくらいに口が回る。
気合を入れて人生をコンテンツにしている意気込みが素晴らしく、完成した動画は、ある種の「作品性」を備えている。
ユーチューバーの新しい地平を切り拓く才能かもしれないし、あるいはパタッと力尽きて更新をやめてしまう可能性もある。
自分がユーチューブ視聴にハマるキッカケになった、目が離せない投稿者だ。
ゆゆうた

「Twitter」や「ニコニコ生放送」などでも活躍している、ヤバい男。
Twitterのリツイート数がめちゃくちゃ多いので、もしTwitterを日常的にやっているのであれば、一度は目にしたことがあるかもしれない。
カジュアルにおもしろネタとして消費されているが、インターネットのかなりディープなネタを取り扱っている。
ただ、元ネタがわからなくても面白い。「ゆううたがピアノの前に座っている」という時点ですでに面白く、癖になる感じがあるので、動画が更新されるたびに見てしまう。
これからゆゆうたはどこへ向かっていくのだろうか?
「ゆううたが人気だった」という事実が、後世からどのように振り返られるのかが気になる。
中田敦彦のYouTube大学

テレビで活躍した超人気芸能人が、YouTubeに本気で参入してきた。
様々な教養を、素人が真似できないトーク力で解説し、飛ぶ鳥を落とす勢いで登録者を伸ばす。
日本では最速でチャンネル登録者100万人を突破し、今もものすごい勢いでファンを増やしている。
「プロの芸人はここまでスゴいのか!」という衝撃を受ける面白さ。
「YouTubeの池上彰さん」的な内容のものが多いが、日本人の教養を一気に引き上げるような素晴らしい内容だと思う。
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